第42話 勇気の青春 ③
☆ 作者より
剣道は、学生時代に体育の授業で習った位なので詳しい事は解りません。
剣道漫画の知識と作者が学生時代に所属していた空手道部の知識から想像して書いてます。
あまりにも、おかしければ ご指摘下さい。
直せれば直したいと思います。
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【勇気side 】
精神統一している桐子の邪魔をするわけにはいかず周りをみると先生達が、挨拶をしていた。
由利子
「 お久しぶりです。
今日は、よろしくお願いいたします 」
鹿島
「 こちらこそ お願いいたします。
練習試合が始まった。
聞こえてくるのは、竹刀のぶつかり合う音と
「きぇー めぇ~んー !」
気合いの声だけだ。
球技のような声援は、武道の試合には あまり見かけない。
秋奈が、帰って来た。
普段は、不真面目でよくサボるけど 実は、かなり強いんだよね。
勝ったからか笑みがこぼれている。
「 秋奈先輩、お疲れ様です」
「
後輩達が、声をかけている。
「 つぇー ど~う~ー ! 」
聖子の『 抜き
聖子も帰って来る……あっ、小さく『 V 』サインをしている。
聖子も秋奈と同じで、不真面目でよくサボるけどかなり強いのだ。
世の中は、理不尽だ。
僕は結構、真面目に練習しているけど彼女達より少し強いくらいだ。
聖子も秋奈も真面目に練習したら僕と同じか、それ以上に強くなるかも知れない。
「 聖子先輩、流石です」
「
いよいよ、僕の試合だ。
僕は、負けないよ 、 ジン 見ていてね !
試合が始まる。
【 仁side 】
勇気の試合が始まった。
お互いに、にらみ合い すり足をしながら円を描くように移動している。
瞳
「彼女は『
バギィ バギィ バギィ バギィ バギィ バギィ バギィ バギィ
およそ竹刀の音とは、かけはなれた音が響いている。
互いに、いったん後ろに引いた。
たぶん、次で決着をつけるつもりだ。
「きぇーー めぇ~んー ! 」
「きぇーーー どぉ~うぅー !」
どっちだ !
副審の『 旗 』は『 赤 』と『 白 』
主審の判定は、どちらに………
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