第5話 ボーイミーツガール ⑤

皆の荷物は既に運び込まれており 家事は洗濯意外は当番制になった。

僕達は皆で学校に登校したのだけど校舎に着いた途端に物凄く歓迎された。

特に男の子達が人数が少なかったせいか


「 良く来てくれた !

男子一同、君を歓迎するよ ! 」

などと言われてしまった


教室に入り簡単な自己紹介が終わった後、授業が始まった。

タブレット端末もあり、前にいた都会の学校の授業と ほとんど差は無いように感じた。


給食は、各々好きな者同士で食べるらしく 僕達は 四人で机を並べて食べたのだけど……


既に、僕達の婚約は村に知れ渡っているらしく 他の女の子達は僕達の方を見ながら ニヤニヤして おしゃべりしていた。


放課後、皆は部活動が あるらしく それぞれの所属する部活動に行ってしまった。

僕は同じクラスの 津田沼 巨人( つだぬま きょじん )君の案内で学校を見学していた。

図書室は田舎の学校の割には大きく教室も大分 空き教室に成っていた。

昔は 生徒が多かったらしい証拠だ。


次は部活動の見学だ……津田沼くんが

「 大江戸くんは 前の学校では 何かやっていたの ? 」

と質問されたので

「 前の学校では“ 空手道部 ”に入っていたけど この学校には有るのかなぁ ? 」

と答えたら案内してくれると言うので向かったけど、女子が 4人、男子が 2人しかいなくて………


「 確保~~ ! 念願の新入部員だ ! 皆、逃がすな ! 」

と囲まれ なかなか帰してくれないので後で 又、来る約束をして解放して貰った。




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