このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(119文字)
明日死ぬかも知れないからこそ必死に生き抜くのでしょう。この物語は悲劇ですが、救いでもあります。死が二人を別つと同時に結び付けた物語でもあります。
最後の1日を、残された時間を、精一杯心から楽しもうとする二人。楽しい時間。切ない思い。優しいひととき。気がついたら、泣いていました。
きれいになった幼馴染。遠くから見ているだけでも、時間が過ぎていきますね。ほんの少しの勇気と優しさが、大切なものをくれるかもしれません。どうか後悔しないように、今を大切にと思いました。切なく愛おしい恋の物語。番外編も楽しく読めました。
ずっと仲直りしたかった幼馴染、來菜(らいな)に「哲也くん。私さ、明日死ぬんだ」と衝撃的な告白をされた主人公、哲也。彼女の死のタイムリミットまであと一日もない中で最初で最後のデートが始まります。 デートが甘ければ甘いほど切ない、きっと読者の貴方の胸を打つタイムリミット・ラブストーリー。番外編がとても良いので、ぜひ番外編こみでお楽しみくださいませ。來菜の可愛さに胸キュン間違いなし。
苦しくて、非現実的な状況の中にものめり込める展開とても楽しく読ませていただきました