第250話 深読みの深読み=ただの見当違い

 ニコルの監視の件は、あっさりと協力を得る事ができた。

 ルーカスがシャロンに話したところ、パメラに通すまでもなく、彼女が自分の友人に頼んで対応してくれると返事をしてくれたからだ。


 ジェイソンの近くには男女問わずに大勢が集まる。

 女子生徒の中にはジェイソンに視線を投げかけるものも多いので、見つめたりしていても問題はない。

 そして何よりも、ニコルの行動に合わせても不自然ではない事が大きい。


 ――ニコルは女の子。


 性別の壁がある以上、男子に監視役をさせるのは辛い。

 女子の監視役なら、体育前の着替えやトイレなどにもさりげなく付いていける。

 そして何よりも、女子ならニコルに攻略されないという事が大きい。

 攻略されて裏切られる心配をしなくしてもいい。


 この方法を思いつけた事を、アイザックは自画自賛をしていた。

 一組で男子はニコルに好意的な目を向けていたが、女子はお世辞にも好意的だとは言えない視線を向けていた。

 それもそのはず、男子のみんながニコルに好意を向けている状態が、他の女子にとって面白いものであるはずがない。

 全ての女子にとって、ニコルはライバルであり敵。

 ニコルを警戒するために喜んで手を貸してくれる女子は多い。

 彼女らの協力を得て、ニコル包囲網を敷く。

 これでニコル周辺の情報が定期的に入るはずだった。



 ----------



 暗に「失敗した無様な姿を見せてもらおう」とジェイソンに言われた王宮での戦争の説明は無事に終わった。

 いや、正確には終わったと言うには早い状態だった。

 まだ話を聞いていた者達の感想を聞いていない。


 アイザックの話を聞きに来たのはエリアス達だけではない。

 モーガンやウィンザー侯爵といった大臣クラスまで聞きに来ていた。

 だが、アイザックは「大臣って暇なんだな。この国って大丈夫なのかな?」と思えたので、意外と気楽に説明をする事ができたので非難するつもりはない。


「当時何を考えていたのか説明を聞いてもイマイチ理解できん。元帥、どう思った?」


 最初に口を開いたのはエリアスだった。

 彼はフィッツジェラルド元帥に細かい解説を求める。

 尋ねられた元帥自身、理解しているとは言い辛い表情をしていた。


「私自身、理解しているとは言えません。当時、なぜその判断ができたのかさっぱりわかりません。『ソーニクロフトにまで攻めてきているから、メナスは攻め落とさず素通りしている』と見破る事。それ一つとっても常人離れをした考えです。普通ならば、何らかの手段で陥落させられたと考えるところです」


 ――なぜ当時のアイザックが全て見破る事ができたのか?


 それはフィッツジェラルド元帥にも理解できなかった。

 結果を知っている今でも、当時のアイザックが最適解に近い選択を選べたのかは理解不能だ。

 ロックウェル王国に内通者がいたとしても、そこまで見破る事ができるものだろうか?

 アイザックの判断は、ロックウェル王国軍の動きを完全に読み切っているとしか思えない判断だった。

 だが、ただ一人アイザックの判断に理解を示す者がいた。


 ――モーガンだ。


「私にも判断をした理由がわかりません。おそらく、詳細に説明されてもわからないでしょう。ですが、一つだけわかる事があります」

「ほう」


 エリアスがモーガンの言葉を聞き逃さないよう、前のめりになって耳を傾ける。


「基本的にアイザックの発想は謀略家としてのもの。フォード元帥を暗殺した時の事が良い例です。レオ将軍の部隊に敵味方の注目が集まっている中、ただ一人本当の標的を見据えていました。亡き父も誰かを罠に嵌める時に似たような事をしていた覚えがあります。対象の規模が軍という大きなものになっただけで、基本は同じ考えだと思います」

「先代ウェルロッド侯と同じ考えか。なら理解できないというのもわかるが……。罠に嵌めるのはともかく、敵の動きを見破った事まではわからんな」


 ジュードと同じと言われて「アイザックは理解できない存在」という事だけはわかった。

 しかし、人を陥れる事が得意でも、ロックウェル王国軍の動きを見破った事までは説明がつかない。

 モーガンの説明では不十分だった。


「見破った理由は私にもわかりません。ですが、見破る能力・・・・・という点では、先代ウェルロッド侯を凌駕しているのではないかと思います」


 ここでキンブル将軍が発言をする。

 彼はドワーフとの初期交渉で護衛として名を挙げられていた者だ。

 戦闘経験が豊富な老将。

 その彼が何を語るのかを皆が耳を傾けた。


「ソーニクロフト解放戦でフェリクス・フォードの軍勢を見逃した件。あれは一見失態のようでありながらも、エンフィールド公の見極めが素晴らしいものであると物語っています」

「というと?」 


 エリアスの目が輝き始める。

 お気に入りのアイザックの事を理解ができないのは辛い。

 理解できるきっかけがあるのなら、少しでも聞いておきたかった。


「ソーニクロフト解放戦でウェルロッド・ランカスター両家の軍は数で勝っていたにもかかわらず、一万を超える被害を出しました。もし、フェリクス・フォードの軍勢が残っていたらどうなっていたと思われますか?」


 キンブル将軍の問いかけを聞き、エリアスはハッとした表情を浮かべる。


「包囲していた側が負けていた!?」

「その通りです」


 キンブル将軍は、我が意を得たりとうなずく。


「圧倒的優位にありながら力負けして敗北する。これ以上の屈辱はありません。おそらく、レオ将軍の奇襲部隊と戦っているのを見た時にでも彼我の力量差に気付いたのでしょう。確実に勝利するために半数の兵をわざと見逃した。本来なら、フォード元帥が討ち取られて混乱していた部隊相手です。勢いに乗って全軍を包囲してもおかしくありません」


 この言葉に他の出席者達もうなずいて同意する。

 指揮官を討ち取ったのならば、勢いを削ぐような真似をせずに全滅を狙ってもおかしくない。


「ですが、それをやらなかった。力の差をハッキリと認識していたからです。その判断のおかげで無事勝利を収める事ができた。ただ敵を罠に嵌めるだけではなく、強さを見極める力があったからこそ勝利できたのだと思います。エンフィールド公の知謀ばかりに関心が持たれがちですが、才能はそれだけではないのだという事でしょう」

「なるほどな。知謀を活かすための物事を見抜く目もあわせ持つという事か。どちらも高水準なために常人には理解できない判断をしているというわけだな」

「おそらくは」


 エリアスとキンブル将軍のやり取りが終わると、皆の視線がアイザックに集まる。

 戦争の結果と説明を照らし合わせれば、アイザックが最適解を選んだという事はわかっている。

 しかし、その判断がなぜ現地でできていたのかは理解不能だ。

 なので、キンブル将軍の言うように「アイザックは非常識なほどの知謀と判断能力を持ち合わせている」という考えに同意した。

 そう結論付けて納得する方が楽だったという事もある。


「しかし、それだけの知謀を持つにしては、ダッジ将軍を嵌める方法が稚拙過ぎはしないか? 元帥杖まで送りつけるのはわざとらし過ぎる。実際、ダッジ将軍は処罰されなかったではないか」


 ウィンザー侯爵が疑問を投げかける。

 謀略家が考えた罠にしては、あまりにも幼稚過ぎる。

 他の部分は素晴らしい出来だったが、あまりにも不自然な策略にその部分だけがどうしても引っ掛かってしまっていた。


「それも想定の範囲内でしょう。ダッジ将軍が裏切っているように見せかけておきながら、それが偽りであるとあえて気付かせる。すると、ギャレット陛下はどう思われるでしょう?」


 ここで口を開いたのは、またしてもモーガンだった。

 ウィンザー侯爵も、モーガンに問いかけられて目を閉じて少し考える。


「ダッジ将軍を内通者として処罰させる目的というよりも、ダッジ将軍の裏切りを警戒させて、一時的に他の誰かから目を逸らさせる……か」

「おそらくそうでしょう。『誰か他に内通者がいる』そう思わせて、身動きを取れなくするのが目的だったのだと思われます。現に援軍がアスキスに到着した時点で停戦の申し出がありました。内通者の存在をどうにかしないと、戦争にならないと思ったからでしょう。いかがですか、エンフィールド公?」

「……その通りです」


 アイザックは、周囲の誤解がとんでもない事になっている事に気付いた。

 確かにダッジ将軍を嵌める罠を考えた。

 しかし、アイザックが考えていたのとは違う解釈によって過大評価されてしまっている。


 ――戦争に勝った。


 それによって、想定以上に良い方向に解釈されてしまっているのだ。


(俺はそこまで完璧超人じゃないんだけど……)


「頭を良く見せるために学校の入学試験で満点を取らないといけない」どころではない。

 政治家や軍人としても、常に完璧でいなければ失望されてしまうという事だ。

 とてつもないハードルの高さにめまいを感じる。


「エンフィールド公。もしよろしければ、内通者はどのような立場の者か教えていただけますか?」

「……誰が内通者かは言えません。どこから漏れるかわかりませんし、協力者の立場もありますので」


 モーガンに尋ねられ、アイザックは明言を避けた。

 確かに内通者を作ろうとはしていたが、本物の内通者などまだいない。

「誰だ?」と聞かれても「いない」としか答えられない。

 だが、内通者などいないとは言えない雰囲気だったので、はぐらかす事しかできなかった。


「エンフィールド公の交友範囲は限られています。ロックウェル王国と繋がりがあるとすると……」


 モーガンがアイザックの交友範囲を思い出す。

 アイザックは、ロックウェル王国の駐在大使くらいしか接点がないはず。

 そして、その駐在大使と大使経験者を考えると……。

 モーガンはある事に気付き、驚きのあまりガタンと大きな音を立てて椅子から立ち上がった。


「もしや、本当にダッジ将軍と繋がっていたのでは!」


 モーガンの発言に、他の者達はポカンと口を開いて驚愕する。

 あり得ない内容だったからだ。


「待て待て。ついさっき、稚拙な罠を仕掛けた相手だと言ったばかりではないか。本当に内通者だったら、万が一の事を考えてそんな事はできんだろう」


 エリアスがモーガンの言葉を否定する。

 だが、モーガンは力強く首を横に振った。


「いいえ、そうではありません。あえて疑惑の目を向けさせ、潔白であるとギャレット陛下に思わせる事が目的に含まれていたのです。一度潔白だと思えば、そのあとは二度と内通を疑わないでしょう。ダッジ将軍の親族には過去にリード王国の駐在大使だった者がいます。その繋がりで接触を持ったのではないでしょうか?」


 モーガンはアイザックを見る。

 見られたアイザックの心中は穏やかではなかった。


(おぃ! 爺ちゃん! 何ていう事を言ってくれるんだ!)


 確かにダッジ将軍とは接触を持とうとしていたが、まだプレゼントを贈っただけだ。

 そこまで深い仲ではなかった。

 だが、ウィンザー侯爵に言われた「稚拙な罠」だという事も、ここまで場が盛り上がってきてしまっては認める事もできない。


「内通者が誰かは言えない、と言ったはずです」


(いねぇんだから言えるはずないんだよ……)


 アイザックは伏し目がちになって静かに言った。

 嘘だと見抜かれないよう、感情を押し殺して。

 その姿は、他の者達に「モーガンが正解か正解に近い答えを当てたのだ」と思わせるのに十分だった。


 ――情報提供者は守る。


 そういう姿に見えたからだ。

 先ほどアイザックが考えたように、すべて好意的に解釈されるようになってしまっていた。


「まぁ、その事はもういいではないか。さすがはエンフィールド公。打つ手の一つ一つに無駄がない」


 エリアスが話題を変えようとする。

 忠臣であるアイザックが、リード王国にとって不利益な事をするはずがないからだ。

 アイザックが他国に伸ばした手を探るような真似をする必要はない。

 そっとしておいた方が大きな利益をもたらすと信じていた。


「戦略の授業にロックウェル王国との戦争を採用したのは間違いでしたな。戦争の流れを見れば、エンフィールド公の考えは簡単に真似ができそうに思えます。簡単に真似できると思った若者が、いつか戦場で手痛い目に遭わないか心配です」


 フィッツジェラルド元帥がエリアスの意を汲み、話題を変える。


「確かに学生の教材としては不適格ですな。どうせならフォード元帥の作戦案を授業に採用した方が良かった。エンフィールド公が軍の準備をしていなければ、今頃ファーティル王国は滅んでいたでしょう。それほど素晴らしい内容でした」


 それにキンブル将軍も乗った。


「あれは画期的な作戦でした」

「あそこまで綿密な計画ならタイトなスケジュールになってしまうところですが、時間的な余裕をある程度持たせる素晴らしいものでしたね」


 他の将軍達も話題に乗り始める。

 アイザックの考えよりも、フォード元帥の作戦計画案の方が彼らには理解できるものだったからだ。

 アイザックに阻まれてしまったせいで評価はイマイチだが、わかるものにはその価値がよくわかる。

 フォード元帥の作戦計画は、軍人の考えるものとしては最高峰の内容だった。

 そんな画期的な作戦を防げる方がおかしいのだ。

 理解不能なアイザックよりも、フォード元帥の作戦について話す方が彼らには楽しかった。


 しかし、結局は――


「あの作戦を防いだエンフィールド公は凄い」


 ――という結論に到達する。


 後付けでもっともらしく聞こえるように説明をしたせいで、アイザックは後戻りできないところまで誤解されていた。

 政治家や謀略家としてだけではなく、軍人としての名声もここに極まる。

 高い・・評価はアイザックも望むところだったが、高過ぎる・・・・評価は重荷でしかない。

 本人も想定していないものは特に。

 だが、今更否定する事もできない。

 野心を叶えるためには、今のまま卒業式まで誤魔化しながらやっていくしかなかった。



 ----------



 説明会のあとは、ジェイソンにお茶に誘われた。

 彼も出席していたのだが、最初から最後まで黙って大人しく聞いていただけだ。

 それだけに、アイザックは何を言われるのか不安で仕方がなかった。


「アイザック……。いえ、エンフィールド公。先日のご無礼申し訳ありませんでした」


 人払いをしたあと、ジェイソンの口から出たのは謝罪の言葉だった。

 これにはアイザックも目を丸くして驚く。


「何の事でしょうか?」


 謝罪を受ける用件などあっただろうかと首を捻る。

 アイザックは本気でそう思っていたのだが、謝ったジェイソンがそうは思わなかった。


「なるほど、謝罪の言葉は必要ない。一つ貸しだというわけですね」


 アイザックが返事をすると、ジェイソンがフフフッと笑う。

 とぼけるフリをして、罪悪感を抱かせないように気を使ってくれていると思ったからだ。


(貸した覚えはないけど、本人がそう言うのならそういう事にしておこう)


 アイザックは下手な事を言わず、事態を静観する事に決めた。


「ニコルさんの事となると、どうしても感情に歯止めが利かなくなるのです」

「……気になさらないでください」


(あぁ、あの時の事か。マジでビビったから、もっとしっかり謝って)


 言葉とは裏腹に、アイザックは少し根に持っていた。

 あの変貌ぶりには小便をチビるかと思ったくらいだ。

 もっと謝罪の言葉を聞きたいが、これ以上は聞けそうにないのが残念である。


「ニコルさんにそれだけ夢中なんですね」


 アイザックは、一歩踏み込んだ内容を切り出した。

 今は人払いをしているので、聞き出す最大のチャンスだと思ったからだ。

 ニコルの話題になると、ジェイソンの頬がほころぶ。


「美しいだけではなく、知性と気品のあふれる姿は思わず惚れ惚れとしてしまいますね」


(美しさと知性はともかく、気品ってあったかな……)


「彼女と親しくなりたい。そう思っていたところに、エンフィールド公がニコルさんと親しそうに話す姿を見て嫉妬を覚えてしまいました」


(親しそうに話してねぇ! 向こうが一方的に話しかけてきただけだ)


 しかし、ニコルに夢中なジェイソンにそれを言っても無駄なような気がする。

 代わりに気になっていた事を質問する。


「チャールズもニコルさんと親しくなっているようですが、そちらはよろしいので?」

「彼にはあまり嫉妬を覚えません。なぜでしょうね。ですが、エンフィールド公に嫉妬を覚える理由はわかる気がします。エンフィールド公には、ニコルさんを奪われそうな……。独り占めされてしまいそうな不安があります」


 ジェイソンは自分の胸に手を当てると、苦しそうな表情を見せる。

 よほど真剣にニコルの事を想っているのだろう。


「これほど強く心を揺り動かされたのは人生で初めてです。それだけに、奪われたくないという思いが強く出てしまうのでしょう。頭ではダメだとわかっているのですが止められなくて……」

「……少しわかる気がします。自分を止められないほど夢中になる事ってありますよね」


 アイザックもパメラ欲しさに王位の乗っ取りを考えている。

 それに比べれば、嫉妬で険しい視線を送るくらい可愛いものだ。


(それよりも、今はまともなのが驚きだ。ニコルがいなけりゃ普通なのか? もしかして、これから段々とニコルに侵食されて後戻りできなくなるのか?)


 今のジェイソンは以前のままだ。

 これからニコルにのめり込んでいくにつれてダメ男になっていくのだろうか?

 だが、アイザックはジェイソンからニコルを引き離してやろうとは思わなかった。

 このままニコルに攻略された方が都合がいいからだ。


(ジェイソン、お前が王太子なんていう立場じゃなかったら救ってやれたかもしれない。個人としては好感を持てる奴だったが、ニコルの標的に選ばれたのが悪かったな)


 パメラを手に入れるための最大の障害。

 その彼が泥沼にどっぷりとハマってくれるというのだ。

 わざわざ泥をかぶってまで助けてやる必要はない。

 彼自身が悪いのではなく、パメラの婚約者であるという立場が悪いとはわかっている。

 それでも、道を踏み外すのを助けてやらなかった。


「ですが、僕はニコルさんに興味がありません。殿下の心配はご無用です。安心してゆっくりとニコルさんと友好を深めてください」


 むしろ、後押しをする。

 この時アイザックは、ジェイソンの首に縄をかけて高いところから突き落とすような気分を味わっていた。


「エンフィールド公……、ありがとうございます」

「以前の通り、アイザックでお願いします」


 アイザックは右手を差し出した。

 ジェイソンはその手を強く握り返す。

 被害者のアイザックから和解の握手を求めてきてくれた。

 その懐の大きさに、ジェイソンは深く感謝する。


「ありがとう、アイザック。よければ僕の事もジェイソンと呼んでほしい」

「わかったよ、ジェイソン。今回の貸しは、いつか大きくして返してもらうから気にしないでくれ」

「どこまで利子が大きくなるのか怖いね」


 ジェイソンがフフフと笑うと、アイザックも同じように笑った。

 似たような笑みではあったが、その笑みは正反対の性質を含むものであった。

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