第133話 ウォリック侯爵家への訪問

 アイザックの誕生日やケンドラの誕生日も過ぎて、十一月に入る。

 その頃には新型の蒸留器も完成して、ある程度安定して作れる目途が立った。

 この日、アイザックは応接室でラルフの相手をしていた。


「こちらが完成品です。最初の一本目は酒精が非常に強く、二本目からは弱くなっていきます。温め始めたら最初にお酒が出てくるようですね」


 とりあえず、新しいタイプの酒である。

 完成品の一部は国王にも献上されていた。


「色々試しました結果。強い火力で沸騰させるよりも、ゆっくりと温めていった方が品質の良い物ができるようです。長い間使うと水が温まるので、大きな水槽を使ったり水を入れ替えながら試したりしました。パイプも太い物や細い物など色々試したり……。いやぁ、純粋な酒造りとはいえませんが、試行錯誤をするのは楽しかったですよ。仕事をいただいたというだけではなく、楽しい経験をさせてくださった事にグレイ商会一同感謝しております」


 ラルフが楽しそうに話す。

 その姿をアイザックは羨ましそうに見つめる。


(本当は自分の手で試したかったなぁ……)


 理科の勉強は楽しくなかったが、実験だけはなんとなく楽しかった覚えがある。


(例えば、水上置換法とか……。やべぇ、覚えてる実験の名前それくらいしかねぇ!)


 同級生の男の子が水上置換法と聞いて「痴漢だ! 痴漢だ!」と実験しながら騒いでいた事が強く印象に残っている。

 色々と実験したはずなのだが、その事が記憶に強く焼き付いて他の事が思い出せなかった。

 もう名前すら忘れてしまった友人が憎い。


「じゃあ、今度は出来上がったお酒を使って、もう一回蒸留してみてください」

「えっ、もう一回ですか!?」


 ラルフは驚いた。

 今ですら十分な強さの酒ができている。

 その強い酒を使って、もう一度やるとどこまで強い酒ができるのか想像もできない。


「そんなに強い酒を作る必要があるのですか?」


 ラルフはそんなに強い酒を作る必要も理解できなかった。

 やれと言われた以上はやるつもりだが、抱いた疑問を聞かずにはいられなかった。


「忘れちゃったんですか? 元々はドワーフに渡すためのお酒作りです。でも、今のままでは味わいがない。寝かさないとダメだと言われました」

「ですが、ビールやワインに混ぜて飲むという方法もありますよ。果物の汁などを加えてもいけました」


 色々な飲み方を試しているのだろう。

 ラルフは今のままでも十分だと感じていた。

 だが、それではまだ足りない。


「最初は強いお酒で驚かしたいんだ。珍しいお酒じゃない。ドワーフの誰にも作れない凄いお酒をね」

「なるほど。人間にもドワーフに作れない物を作れるという事をアピールしたいわけですね。わかりました。やりましょう」


 ラルフはアイザックの考えている事を読み取った。 


 ――一方的に求めるばかりではなく、こちらからも与える事ができる事を証明する。

 ――そうする事で、ドワーフと対等な話し合いをするつもりだと。


 彼は「そんな大切な仕事を任されているのだ」という高揚感に浸る。


「頼んだよ」

「はい、お任せください!」


 ラルフが威勢良く返事をして部屋を出ていった。

 そして、入れ替わるようにノーマンが入ってくる。

 彼は困った表情をしていた。


「アイザック様、ウォリック侯から面会の申し出がありました。どうやらアイザック様に相談をしたいそうです」

「……僕に?」


 普通であれば当主であるモーガンと話をするところ。

 わざわざアイザックに会いたいという理由がわからない。


「けど、それだけだとそんな顔はしないよね?」

「実はウォリック侯がこちらに来てもいいと……」

「はぁ?」


 アイザックは思わず驚き、顔を歪ませる。


「お爺様に会うためじゃなく、僕に会うために当主が出向いてくるって?」

「はい」


 これは異例の申し出だ。

 アイザックは色々とやっていても、しょせんは侯爵家の孫。

 継承権第二位であり、後継者ですらない。

 ランドルフに会いに来るというのなら、次代のウェルロッド侯爵家を任される後継者なのでまだ納得できる。

「子供だから」と呼びつけるのを遠慮しているにしても、アイザックに会いに当主が直々に出向くのは常識で考えればおかしい事だった。

 だから、ノーマンも困惑している。


「いくら向こうが言い出したからって、さすがに受けるわけには……」

「いけませんね。ウォリック侯は他の貴族から蔑まれ、アイザック様は礼儀知らずとして馬鹿にされます」

「だよね……」


 伯爵家など格下の貴族ならまだ良かった。

 だが、相手は同格の侯爵家。

 家が傾いているとはいえ、侯爵家の当主が次期後継者ですらない子供に会うために足を運ぶのは大問題だ。

 貴族としての常識を学び始めたばかりのアイザックでも「おかしい」と思う申し出だった。


「お爺様と一緒なら大丈夫じゃない?」

「いえ、あちらはアイザック様とだけ話したいようです」

「えー……、それ怪しくない?」


「子供とだけ話したい」という申し出など「何かあったら騙してやろう」という魂胆が見え見えだ。

 怪しい事この上ない。


「相談したいとの事ですので、さすがに騙し討ちするような真似はしないとは思いますが……」

「うーん、さすがに難しい問題だね。会うのが僕だけだとしても、まずはお爺様に相談するべきだよね」

「私もそう思います。返答は明日送るという事を伝えて、今晩相談された方がよろしいでしょう」


 どうするかは、やはりモーガンに相談してからという事になった。

 何かあった時にはサポートを頼む必要がある。

 無断で面会して何か問題が起きれば、アイザックには責任を取る事ができない。

 祖父に報告・連絡・相談をしておくのは大切な事だった。




 アイザック達の心配は杞憂だった。

 モーガンはあっさりと面会を認めた。


「この時期にお前に会いたいという事は、ドワーフに関して頼みたい事があるのだろう。お前を通して、口添えでも頼みたいのだろうな」

「子供の僕に頼むのは面子が傷つかないのですか?」


 アイザックは当然の疑問を口にする。

 だが、モーガンは平然としていた。


「お前はアマンダと同年代だ。お前に頼み事をしていたとしても、友達として屋敷に遊びに来たとでも言っておけばいい。実際に何を話したのかなど、部外者にはわからんからな」

「なるほど、会っても問題はないという事ですね」

「あちらも領内が落ち着いたとはいえ、経済的には苦しい。ドワーフに鉄を売ったりする場合はウォリック領産の物を優先してやってもいいかもな。だが、不用意な約束はするなよ」

「わかりました。言葉に気を付けます」


 返事をしながら、アイザックは「おかしいな」と思う。


(ウォリック領産の鉄や銅を売るっていうのは決めていたはずなのにな……。あっ、そうか! 言ってない! 言ってないよ!)


 アイザックが「ウォリック領産の鉄や銅を売る」という内容を話していたのはウォルフガング相手だ。

 モーガンやエリアスにはまだ言っていない。

 だから、ウォリック侯爵が自分から売り込みに来たのだと気付いた。


(まぁ、恩を売れる良い機会だと思うか)


 元々ウォリック侯爵領産の資源を売るつもりだった。

「ドワーフ相手に売ってくれ」と頼まれるのなら売ってやる。

「頼まれたから、おたくの商品を使ってやる」と恩を着せられるからだ。

 言い忘れていた事だが、それが良い結果になりそうだった。

 世の中、何がどうなるかわからないものである。



 ----------



 一週間後、アイザックはウォリック邸を訪ねた。

 

「お久し振りです。十歳式以来ですね」

「うん、久し振り!」


 アイザックを出迎えたのはアマンダだ。

 お互いの事を考えて「アイザックが訪問する」という形を選んだので、当主直々に出迎えたりはしなかった。


「僕が花壇で育てた花です。よろしければどうぞ」


 アイザックはノーマンから花束を受け取り、アマンダに渡す。

 さすがに手ぶらで他家を訪れる事はできない。

 その他にもチョコレート菓子を用意していた。

 ウォリック侯爵には蒸留酒を渡すつもりだ。


「ありがとう!」


 アマンダはアイザックからもらった花束を嬉しそうに抱き締める。

 たかが花束でそこまで喜んでくれれば贈り甲斐があるというもの。

 アイザックも嬉しくなり、笑みがこぼれる。


 アマンダの先導で応接室まで案内された。

 今日、アイザックに同行しているのはノーマンだけ。


 ――その件については、アイザック様は答えられる権限がありません。


 無茶振りをされた時に、その一言を言うためだ。

 致命的な約束さえしなければ、あとはモーガンが尻拭いをできる。

 もっとも「子供と約束した」という事を強調するのは「みっともない詐欺師のような奴」という印象を貴族社会で広めてしまうので、ウォリック侯爵もしてこないだろうと考えられていた。


 案内された部屋では、いかつい男が待っていた。


「よく来てくれた」


 クエンティン・ウォリック侯爵。

 彼とは先代のドナルド・ウォリック侯爵の葬式の時に挨拶を交わしていたので、初対面ではない。

 しかし、以前会った時とは違い、威厳や迫力といったものが欠けている。

 それは痩せこけた頬のせいだろう。

 立派な口髭を生やしているが、逆に今の様相から浮いてしまっていて、みすぼらしさを際立たせている。


 ――家督相続した途端に、王家から減税を命じられて領内が混乱。


 そんな大惨事を乗り越えてきたのだ。

 やつれもするだろう。

 その原因であるアイザックは少々気まずい思いをする。


「ウォリック侯直々のお誘いとあらば喜んで。こちらは新しいお酒です。お勧めの飲み方は付属の紙に書いてあります」


 アイザックが話すと、ノーマンが机の上に酒瓶を置く。

 説明書には「飲み過ぎ注意」という内容もちゃんと書いていた。


「ほう、これが新しい酒か。感謝する。さぁ、座ってくれ」


 クエンティンは自分の正面の席を勧める。

 アイザックは勧められた席に座り、ノーマンはアイザックの斜め後ろ数歩の位置に立つ。

 アマンダはクエンティンの隣に当然のように座った。

 アイザックは「なんでアマンダも同席するんだ?」と疑問に思うものの、尋ねるような事はしなかった。

 必要ならばあちらが教えてくれるだろうからだ。


「今日、来てもらったのは他でもない。ドワーフの事だ」


(だろうな)


 話は予想通りだった。

 ドワーフにウォリック侯爵領の鉱物を売り込みたいのだろう。

 そこで、エルフとも繋がりのあるアイザックを通して頼もうと考えたのだと思われる。

 もちろん、モーガンにも接触はしているだろうが、それはブランダー伯爵も同じ。

 アイザック経由で頼む事で、一歩リードを取ろうとしているのだろう。

 これはアイザックも望むところだった。


(さすがにやり過ぎたと思っていたところだ。フォローできるのならしてやりたい)


 狙ってウォリック侯爵家を混乱させたのなら助けなどしなかったが、まったく予期せぬ出来事で大混乱に陥れてしまった。

 アイザックにも「申し訳ない」という気持ちはある。

 ウォリック侯爵家を味方に付けたいというだけではなく、謝罪の意味を込めてドワーフに売るための鉄などを用意してもらうつもりだった。


「言うまでもなく、ドワーフは鍛冶に優れている。となれば、当然鉄や銅などを多く使っているはず。幸いな事に、我がウォリック侯爵領は資源が豊富だ。ドワーフとの取引でもきっと役に立てるだろう。ウェルロッド侯に君の方からウォリック侯爵の協力を得ようと言ってくれないか? もちろん、最大限の協力をさせてもらう」


 この申し出は想定されたものだった。

 モーガンと話し合って、こういう申し出をしてくるだろうとわかっていた。

 だから、アイザックも落ち着いて対応する事ができた。


「鉄などの品質はブランダー伯爵領の物が良いそうですね」

「むっ」


 そこはクエンティンにとって触れてほしくないところだった。


 ――産出量のウォリック、品質のブランダー。


 ドワーフ相手に鉄を売るなら、少しでも良い物を売りたいと思うのが当然の考えだった。

 特に最初の印象は大切だ。

 最高の物を用意するために、ブランダー伯爵領の鉄を売るのではないかと心配していた。


「ですが、素材を自分好みに手を加えたりするのも楽しいそうなので、ドワーフは鉄の品質など気にしないそうです。ですから、ウォリック侯爵領で採れる鉄でも十分な取引ができると思います」

「そうか」


 クエンティンはホッとした表情を見せる。

「品質の良い方を選ぶ」と言われれば、商品を売り込むのが難しくなる。

 質より量を求められるのならば、ウォリック侯爵家にもチャンスはあった。


「それに、僕達もウォリック侯爵家の状況を憂いていました。ドワーフとの取引ではウォリック侯爵領で採れた鉄などを主力商品として売りたいと思っています」

「それは嬉しい限りだ」

「ですが、ドワーフとどの程度取引するかわからないので、ウォリック侯爵領を救うほどの量を最初から取引するとは限りませんよ」

「わかっている。領内再建の第一歩を踏み出せるだけで今は十分だ」


 そう言ってクエンティンは笑う。

 これは自分を蔑む笑みだ。


 王家は助けてくれなかった。

 それどころか、王家はウォリック侯爵家凋落の原因である。

 ウィルメンテ侯爵家には「共に肩を並べる価値はない」と子供同士の婚約を解消された。

 手切れ金であるかのように支援はしてくれたが、クエンティン達のプライドは大きく傷つけられた。


 辛い事があっても、クエンティンは何とかしようと挫ける事なく頑張ってきた。

 だが、結局は娘と変わらぬ年の子供に頼らなければ、ウォリック侯爵領復活のきっかけを掴めなかった。

 己の不甲斐なさを笑う自嘲の笑みだった。


「ところで、一度真剣にアマンダとの婚約を考えてくれないか? 他に好きな相手がいるのなら第二夫人でもいい」


 こちらも本題の一つだった。

 アマンダを同席させていたのもこのため。

 クエンティンは真剣な面持ちでアイザックに問いかける。


「話になりませんね」


 アイザックはノーマンが口を挟む前に、一言で切って捨てた。

 これにはアマンダが悲しそうな顔をする。

 クエンティンも、ここまでハッキリと断られるとは思わなかったのか驚いている。


「侯爵家出身の第二夫人。まるでメリンダ夫人のようですね。あの時と同じ混乱をもう一度起こさせるつもりですか?」

「いや、そういうつもりではなかった。どのような形であれ、婚約した方が二人のためになるのではないかと思ってな。お互い婚約者のいない者同士。それに同格の侯爵家同士だ。何らかの繋がりがあった方がいい。そう思っただけだ」


 クエンティンは焦り過ぎた。

 どんな形であれ、アマンダをアイザックに引き取って欲しいと思うあまり「第二夫人」という言葉が出てしまっていた。

 これは他の者にしたのならば問題のない発言である。

 だが、ウェルロッド侯爵家の事情は特殊だった。

 その事を失念してしまっていた。


「それに、この時期に婚約をしては『ドワーフと取引をするために娘を売った男』と言われるでしょう。アマンダさんも親に売られた娘と後ろ指を指されます。いくら政略結婚が貴族社会では当たり前とはいえ、時期が悪すぎます。それに、僕も女をあてがっておけば満足するだろうと思われているようで不愉快です。申し訳ないですが、今回の話はなかった事にしましょう」


 アイザックは席を立とうとする。


「待ってくれ、すまなかった。他意はない。ただ娘に良い婚約者を見つけてやりたいと思っていただけだ。含むところは何もない」


 クエンティンが頭を下げる。

 それを見て、アイザックは座り直す。


「ウォリック侯に頭を下げられては仕方ないですね。……一つ貸しですよ」

「わかった。今後言う時はちゃんと時期を選ぶ」


(婚約を諦めるっていう考えはないんだ……)


 アイザックはクエンティンの粘り強さに少し呆れる。

 だが、その粘り強さがあったからこそ、ウォリック侯爵領の混乱に耐えきれたのだろうとも思った。


「アマンダさんに不満があるわけではありません。ですが、僕の方に色々とあって婚約者を決める状況ではないのです。ですから、そういったお話はしないでいただければ助かります」

「そうか、わかった。今後は気を付けよう」


 渋々といった感じではあったが、婚約話を持ち出さない事を理解してくれたようだ。

 これにはアイザックが胸を撫で下ろす。


(顔を会わせる度に『娘をどうだ?』とか聞かれるのはうっとうしい。控えてくれるのなら助かる。それに貸しも作れたから、十分な収穫だ)


 アイザックは、クエンティンがモーガンに「アイザックとアマンダの婚約話」を何度も持ち掛けている事を知っていた。

 今日も話に出るだろう事を予想していた。

 だから「不愉快だ」と言って席を立とうとしたのだ。

 当然、クエンティンはアイザックを引き留めようとする。

 なぜなら「ウォリック侯爵領の未来」が掛かっているからだ。

「どうぞ、お帰りください」とは言えないとわかっている。

 この一連の流れは、アイザックの計算通りだった。


 人として考えれば、人の弱みに付け込むのは最低の行為だ。

 しかし、貴族として考えれば普通の行為。

 恥じる事などない。


 ――ドワーフの件で恩を売り、婚約話で貸しを作る。


 ウォリック侯爵家を恩義で絡めとる第一歩としては上々の出来だった。

 このあと、いくらか雑談を交わして、今回は解散となる。



 ----------



「お父さん。ボクはアイザックくんに嫌われていたりするのかな?」


 アマンダは泣きそうな顔をしている。

 自分が女の子らしくないから、婚約したくないのではないかと思ったからだ。

 クエンティンは首を横に振る。


「あの子の家庭環境は複雑だ。おそらく、人間が信じられなくなっているのだろう。だから、あまり話した事のない相手を婚約者にするという事に抵抗があるのだと思う。お前が悪いわけじゃない」


 クエンティンは、アマンダがアイザックの事を気にし始めているという事に気付いている。

 それは彼自身、歓迎できる事だった。

 フレッドの事を引きずるよりも、新しい恋に生きてくれた方が良い。

 アマンダのためにも。

 そして、家のためにも。


「だから、お前がアイザックに信頼されるような友達になれば、きっといつか心を開いてくれる。気長に付き合っていこう」

「うん、ボク頑張るよ!」


 そう言うアマンダの腕の中には、まだ花束が抱かれていた。

 フレッドからのプレゼントは、ボールやおもちゃの剣という物ばかり。

 アマンダも女の子らしく「男の子から花束や宝石をプレゼントしてもらいたい」という夢を持っていた。

 だが、それはもう夢ではない。

 夢は叶った。

 アイザックが花束をプレゼントしてくれたからだ。


 ――自分をお嫁さんにして幸せにしてくれる。


 そちらの夢も「アイザックなら叶えてくれるんじゃないか」と、アマンダは期待し始めていた。

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