意外…

〈アキラ視点〉








アキラ「なんで皆んな集まってんの?笑」






ビールを取りにキッチンへと近づいて行くと

5〜6人立っていてなんかあるのかと思い問いかけると

シュウの横とコウの後ろに見かけない女…というか

ガキくささのある新入生2人が目に入った






ツカサ「いやーピチピチの一年生の相手してあげてんの!笑」






ピチピチも何も育つもんも育ってねー

お子様の相手なんて時間の無駄だろと

悪ふざけをしているツカサを見ながらフッと笑った…





( ・・・・またガキ集めたのかよ… )





本来予定していた飲み会がキャンセルとなり

シュウの家で人数を集めるからと言われ来たが…

いるのはルナ達で内心ガッカリしていたのに

更には抱く気にもならねーこの一年かよと眺めていると…





( ・・・シュウの後ろの方なんか見たことあるな… )






アキラ「一年生??女短の……もしかしてハッスルの?」





サユ「えっ??」





アキラ「前も来てたよね??

  確かその後パブでバイトしてるって聞いたけど?」






春過ぎに来ていた一年生だと思い出し

その後ハッスルでバイトしいると聞いてたけが…




そうゆう遊びで呼んだのかとシュウを見ると

冷蔵庫からビールを取り出し「別の子だよ」と言って

笑って差し出してきたけど目を合わせる事はなく

何となく機嫌が悪いのかと思っていると…






ツカサ「一年生でおっパブ??最近の子は肝すわってるね?」






ツカサはシュウの言葉が聞こえていなかった様で

「へぇー」と言いながらまるで

変態オヤジみたいな目付きで2人を眺めていると

コウの後ろの方のガキが逃げる様にコウの背中に隠れた





ツカサ「可愛いじゃん!小動物系みたいな?笑」






ロリコンみたいな趣味があったのかと

呆れて見ていると姿の見えなかったヒョウ達が帰ってきて

「あっ!チワワ達ももう来てたんだ」

と一年2人を見て話すヒョウに

お前が連れて来たのかと思っていると…





コウの背中に引っ付いていた方はカオルが「おいで」と

呼ぶと顔を出して嬉しそうにカオルの元に駆け寄って行った






ツカサ「ホントにカオルのペットなんだ?笑」





カオル「そう、ご主人様以外には懐かない様に躾けてるから

  あんまり虐めたりしないでやってよ?笑」







( ・・・・カオルにしては珍しいタイプだな… )


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