04-08-08 魏九 高歓・高澄
「衛兵どもが大臣の館を焼いたにもかかわらず、朝廷は報復を恐れてまともにそやつらを罪に問えなかったのだ。政の枢要がこうなら、他の所とて推して知るべしだ。どうせ財物なぞ、いつまでも保持しきれるものでもない」
高歓は祖父が罪を得たために「北辺に居を移され」[要検証]、以降「
高歓は
孝武帝は高歓を恐れ、晋陽を攻撃せんと計画したが、計画を察知した高歓が先んじて動き出したため
元善見はのちに
孝武帝は長安に至って半年ほどしたところで宇文泰と決裂、毒殺された。その死後には
高歓と宇文泰は何年も戦いを繰り広げ、勝ったり負けたりを繰り返した。やがて高歓は末期の床にて、息子の
「侯景には飛揚跋扈の志があり、お前では抑え切れるまい。あれをどうにかできるのは、おそらく
侯景は高歓の死後、その見立て通り一度は
その後梁との交渉を経て侯景引き渡しの密約を結び、それが侯景の乱に繋がったのはすでに見たとおりである。
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