04-03-05 晋四 桓温 3
彼はひととつるまず、大志を抱いていた。この頃
「わしはいま、陛下の命を奉じ、胡族残党を掃討せんと志しておる。しかし関中の豪傑たちがわしのもとに馳せ参じようという気配もない。これは一体いかなる理由であろうかな」
王猛は答える。
「桓公はいま数千里の遠きも苦になさらず、深く敵地に食い込んでおられる。もはや長安も目と鼻の先である。にも関わらず、
桓温はこの返答になにも返すことができなかった。
やがて桓温は秦軍と
その桓温は
「神のおわすこの地を蹂躙され、もはや百年が経とうとしておる。それもこれも
桓温は
桓温は
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