第536話 自然と環境開発の心の葛藤

これは海外ドラマのNUMBERS 天才数学者の事件ファイル

の中で主人公の父親の話に出ていた事だ。


父親のアラン・エプスの仕事は引退する前は、設計士だった。

記憶でしかないので正式なセリフでは無いが、


❝土地開発と環境にはいつも葛藤していた❞


と言うセリフがあった。


これは哲学的な発想であり、他でも共通する言葉である。


利益ばかりを追いかければ必ず失敗する。

ケアにも注意を払い、利益ばかりを求めないほど

より良いモノが出来上がる。


人でもモノでも同様にそう言える。

苦しい経験をし、乗り越えた人は、その反動で強くなる。

自然を人間が破壊し、それは年々実感できるようになってきた。

ギリギリまで行けば、何でも手遅れになる。

まだ大丈夫だろうと、目でハッキリと見なければ

世界は破滅するだろう。


戦争や独裁国家が問題では無い。

世界中の人々のせいで世界は汚されている。


今年は特に異常気象だった。それを何年も前から感じる。

去年よりもその前よりも、自然界が消えようとしている。


ケアを大事にしているのはAmazonだと私は思う。

購入者のその後のケアも、Amazonのほうから電話が来る。

対応も実に満足できるものである。


Amazonは売った後も客に対してしっかり対応している。

そして毎年成長し続けている。


その他の日本に参入してきた会社の多くは酷いものである。

楽天もダゾーンも無茶苦茶な言い分を通そうと必死だった。


当然、問題は経営者になる。何度も何度もたらい回しにされ

挙句の果てには、自らに問題があるのに対して、

理不尽な言い訳ばかりを言う。


そういう会社は今だけである。そして、当然問題は起こる。

ダメな会社の見本と言える。売る時だけに力を入れ、

売った後の事には知らん顏をする行為は実に愚かである。


アラン・エプスの言葉は同様である。

都市開発に携わる上で、

昔に自分が作った公園に未練があった。


最初は反対運動に参加していたが、時代と共に何事も

変わると言う事を感じ取り、残念だが仕方の無い事だと

最後は受け入れた。


これは人生でもそうである。受け入れ難い事は幾度もある。

しかし、自分の中でどこかで取っ掛かりを見つけなければ

ならない。難解なものなどの場合は、何年もかかる事もある。

時間はかかるが前に進む為には、取っ掛かりが必要だ。

そこでケジメをつけて、自分の中で納得するしかない。


厳しくもそれが現実だ。


















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