第528話 人間の不思議さ
歴史にその名を残した人と、功績はあるが、
名は伝わらなかった人たちも大勢いるはずだ。
人間の運命は実に不思議だと、それらしい事が
起こる度に思う。
私にはというか、以前、カウンセラーと話していて
分からない人には、何度話しても分からないと聞いた時、
考えれば分かるはずだと思った。
カウンセラーとの関係は、他と違い、私の場合は過去との
決別の為に話し相手もいないので、通っている。
今、書いた、私にはというかというフレーズを見て、
自分も同じだと気づいた。
分からない事の意味違いだと気づいた。
考えるというのは人間にとって必要不可欠なものだ。
だから人は考える。食べ物でも、行ってみたい場所でも、
恋する人の場合も、人は考える。
この世は表裏一体だ。
恋する感情は日常に大きな影響を与える。
人は恋するだけで幸せになれる。
その反面、別れもある。
悲しみに打ちひしがれ、辛い瞬間と悲しい時間が続く。
恋や愛のある時間は、幸せ過ぎるから短く感じる。
しかし、悲しみの時は長く感じるし、相手が人ならば
次の恋が見つかれば、心の底にはあるが、いつかは
完全ではないが忘れさせてくれる相手と出逢えば、
思い出すことは無くなる。
だが、愛犬などの場合は時間が経過しても消えない
想い出が残る。私にも残っている。
人は後悔の連続で生きている。
もっと優しくしておけば、もっと話を聞いてあげれば、
もっと一緒にいればと肝心な時期を逃してから、
己の過ちに気づく。
どんな天才でも何でもそうだが、必ず一度は失敗する。
人は失敗から学ぶ生き物だからだ。
本やネットで知っていても失敗するのは、
体験というものをしていないからだ。
人の世で、有り得ない事は無い。何でもある。
特に日本人は想像も絶する世界を知らない。
私は15、6歳の時、イギリスにホームスティしに行った。
最初は学校と家の往復だったが、慣れてきて
散歩して帰ったら、怒られた。
確かに散歩をしていて異常さには気づいた。
電化製品を売る店などは、必ず鉄格子がありその奥にガラスが
あった。ウインドウショッピング等、気楽に出来ないという事だ。
危険を知っているからこその対処である。
日本は予想通りに今進む中、ようやく外国人の労働者に対する
問題をひとまずは解決した。
しかし、当然、危険も増える。日本人は減り続けている。コロナなど
無関係でだ。このまま行けば日本人はいなくなる。
その時、日本は日本と呼ぶべきなのか、どうなるのかは分からないが、
まずは労働者が来るであろうが、韓国や中国よりも最低賃金が安いのでは
ないのか等の問題も出てくる。当然、当たり前である事も当たり前では無くなる。
次に日本が取り組む予想は、外国人の子供の里親制度や親として引き取る事に
なるだろう。現在では海外の子供を引き取る事は違反になっている。
これに関しても同じく問題は多数でるだろう。
特に日本は大きな危険をはらんでいる。
まだその制度が無い状況でありながら、多数の不正な行為を公務員がしている。
見つかっているのは氷山の一角でしかない。
他にも問題というか、するべき事をしていない事もある。
日本は借金大国になってしまっているが、ある程度解決する方法はある。
引き取り人などがいなかった場合や、親族と縁がない人が死んだ場合などによる
お金が莫大ある。これを借金に当てるという案は前から出ているが、
10年とか引き取り手がないお金もあるし、20年30年とかもある。
ようするに宙に浮いたお金だ。
これを運用しない手はないが、踏み切らない。
嫌な予感しかしない。複数人はおそらくバレにくい為、着服している。
そんな事は当たり前だ。目の前に餌を垂らされたら殆どの人は飛びつく。
海外からの移住は、日本人がかなり減った頃に起こりだすだろう。
賛成派と反対派は絶対に存在する。
分からない人には何度言っても分からないというカウンセラーの言葉は
その意味合いが違うだけだ。
まずは本当に本気で知ろうとする事が大切だ。
最低3段階は潜ってみると、色々見えて来る。
物事が起きた時には必ず、起こった意味がある。だから私は潜るようにしている。
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