第448話 ヘレン・ケラー

“世界で最も素晴らしく、最も美しいものは、

目で見たり手で触れたりすることはできません。

それは、心で感じなければならないのです”



彼女の言葉には勇気づけられる。色々な哲学的な意見の中、彼女は女性だからか


思想が違う点にあるのかは不明ではあるが、少し違う。


それは、教育家や社会福祉活動家に、携わったからかもしれない。


彼女の功績は偉大だった。そしてそれは今も生きている。


彼女はもうこの世にはいないが、無数の人々の心に残って生きている。


それはとても大切な事である。死後、評価される人とはまた違う、


彼女の言葉に感銘を受け、立ち直った人も多い。


言葉は他の人の言葉でもそうだが、本人が死んでも生き続ける事が大切だ。


人間は子供を教育する場合、悩む事も多いだろう。


しかし、彼女の言葉や他の教育者として、見習うべきである人が見つかれば


それを自分なりに変化さえて、自分の子供の教育に使うといい。


同じ人物では無い為、自分と自分の子供の性格や感情などを考慮して


自分なりの教育を打ち立てる。しかし、成長していく上で、再び親の立場を


考えて、子供の成長に合わせて行かなければならない。


非常に大変な事だろうと思う。私は保健士さんと話すまで自分が虐待を受けて


いた事を知らなかった。私の世界ではそれは普通の事だった。


そして、誰にも相談出来ない状況であった事などを思い出した。


私の心は完全に壊されたからか、色々な事を忘れていた。


父親もそうだが、母親も異常な人間だった。今は下層に生きているのだと思う。


遺産分与も無く、人生で初めて和解した2日後に姿を消した。


全ての物を持ち出して、出て行った。


私は戦った。闘い抜いた。うちは一階が病院で、二階からが自宅だった。


完全に水道を止められ、特殊な構造であった為、鍵も特殊なもので操作不能だった。


電気だけは稼働していたが、毎日Amazonに水を注文して、冬でも凍るほど寒かった


が、私は無念を晴らす為だけに生きていた。奴らのやり口は私は知っていた。


今から考えたら私の精神は恨みしか無かった。このまま終わらせるつもりは無いと


自分自身を奮い立たせて、私はその時を待った。


大きな家に一人で私は住んで、廊下に飾られている私と親の写真を全て割りつけた。


自宅には防火扉もあった。それを利用し、私の部屋まで追いかけて来たら全てを灰に


する計画を立てていた。私の家は四階建てだったが天井を高くし、五階建てほどの高さだった。


そして私の部屋は三階にあった。母親は医者である父親の力を使って、弟を何度も精神科に入れた。


その時の様子も覚えているが、4人くらいの白衣の男に押さえつけられて薬を打たれて連れ出されていた。


私は私の部屋までの道のりにガソリンを塗り付けて、三階の防火扉で出られないようにして来るべき時を待った。だが体は麻痺するほど寒い冬が過ぎても奴らは来なかった。


あまり負の感情は出すべきではない。また目的と違う事を書いてしまった。


大変申し訳ない。

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