第373話 ピーター・ドラッカー

“時間こそは、最もユニークで乏しい資源”



時間だけは自分が自由に使えるもので、その使い方次第では色々な物に変化する。


不変的でありながら、持主次第であらゆる物にも変化する。


そして資源で例えるのであれば、人間の人生に対して、短すぎる。


人はいつ成長したか、はっきりと認識できている人は少ないが、存在する。


それは圧倒的に、自らの思念や思想に記憶に残るほど、大きな変化を遂げた時だ。


人間の一生のうちで、そのような事に出会えるのは、幸運だと言える。


出会えず、知らず、そのまま流れていく何の障害物も無い川のように


人生を終える人も多いからだ。


そう言った人物は、若い時には障害物があったが、逃げた人が大半を占める。


勇気を持って挑戦しなければ、周りからの関心も薄れ、自分の周りには


何も存在しなくなる。そしてそれが何故そうなったか、気づくことは出来ない。


ある種の戦いのように、激動の人生を送りたいのであれば、


挑戦する心を胸に秘め、常に挑戦心を忘れず、挑戦し続けなければならない。


ネットニュースで、何と愚かなと思う文章があった。


「アメリカが助けてくれない理由はなにか?」と言うものだった。


私は今日この言葉を見て、なんと情けない、恥じるべき人種なのかと思うった。


しかし、それが現実だ。そのような考えが生まれる日本人は明らかにおかしい。


何かあったらいつでも守ってくれると、思い込みすぎだ。


その癖、アメリカが基地を作れば、その地に住む人たちには、国から大金が出るのに


文句しか言わない。その上で、何かあったら助けてくれなどと言う発言をする


日本人は一体どのような教育を受ければそうなるのか? 私は不思議だ。


アメリカだって大変な訳で、日本だけに構ってられない状況に陥る可能性も


充分にある。今回、問題なく解決できたとしても、戦争はいつでも起きる可能性を


秘めている。


私は状況次第で意見を変える事は無い。心に信念を持っている。戦争を他人事のよう


にしか見る事の出来ないのが、現在の日本人だ。甘ったれた考えを一体、いつ改める


気なのかは知らないが、このままでは、歳だけ重ねた子供ばかりになってしまう。


良い過去も、恥じるべき過去も教育に組み込むべきだ。


すでにネットというものが、ある以上、教えない意味を成さない。


一昨日、現在の日本の教育について、持論を話した。その持論ももう10年前から


変わらないものだ。私の知る知識内であれば、もうかなり前になるがSkypeが、


殆ど時差も無く、八カ国くらいまで対応済みの語学変換ソフトを開発していた。


当時少しだけ見たが、日本語も対応カ国に入っていた。


日本語でこちらが英語やドイツ語などで話すと、言語が自動変換されスムーズに


会話ができるというものだった。当然、公表するにあたり、サンプル的なものを見た


が、その当時でも技術面はかなり進んでいた。日本語と英語なら殆ど時差は無くても


会話が成立していた。問題はやはり標準語になるのだが、発音などで苦戦している


様子であった。時差的な変換時間は、当時でもほぼ同時に近いもので、一秒程度で時


差の問題はクリアしていたので、その点については問題ないだろう。


問題はやはりなまりになってくる。最近は私は問題が多くて、再びまだ戻れてないの


で情報不足ではあるが、世界で一番喜ぶのは、日本人なのは間違いない。


日本語しか話すことが出来ない人が、圧倒的多数であるからだ。


他にも私は注目していた。実際には存在しない、デスクトップ限定のキーボードも


最近見たが、いまいちまだ流行っていない状況だった。


モニターの下に小さな機械を設置するだけで、その下に仮想的キーボードの上に、いつも通り指を乗せ、その位置を認識させれば、キーボード自体が見えたか、


見えなかったかは忘れたが、指を設定する時には出ていたような気もする。

もうそれでも10年近く前に最初は発売された。


値段もそれほど高くなく、2万程度だった。


それから色々な情報を集めた結果、何故はやらないのかを分析した。


東京ですら世界に後れを取っており、東京や大阪などはPC普及率は問題ないのだが


地方のPC普及率は恐ろしいほど低い。そしてあと10年もすれば無人の家も多くなっていく程なのが現実だ。ちなみに知り合いの親は75歳くらいだったが、離島でも無い、立派過ぎる橋がかかっているその島では、若手と呼ばれている。


75歳が若手なのが現実なのだ。

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