第313話 ヘンリック・イプセン

“我々はみな真理のために闘っている。

だから孤独なのだ。

寂しいのだ。

しかし、だから強くなれるのだ”




残念ながら彼の思想がそうであったのか、時代背景がそうであったのかは


不明であるが、彼はシェイクスピア以後、活躍した人物である。


昔の時代であるが故、そして国のノルウェーであった為か


時代が変わる事はある意味、国にとっては大きな転機と言える。


真理の為に闘うと言う事は、前文でも書いた要素も含まれてしまう。


私の真理でも、それは言える。


真に話が出来る人物との出会いは、本来は非常に希でなくてはいけない。


何故ならば、それだけ真理を求めている人や、輝いている人たちとの出会いでも


あるからだ。


今の日本に真理の講釈は難しいだろう。それ以前の問題が山積みだからだ。


私は正直故に、見下していると思われる事が多い。それは大間違いである。


私はそのあるがままに正直にいつも話している。


真理が出てきたからには、少し私の話をしなくてはならない。


仮に大人と子供の会話なら、大人は気遣いながら子供の事を理解してあげなくては


ならない。しかし、私は年齢が大人な人と話している。実情は大人と子供の会話に


なってしまうから、私としても大変な訳である。前に進もうとしている人の事は応援


するが、向上心も無い人から、それらの事を聞かれても、どうせ意味のない会話で終


わるのだろうと思ってしまう。目は口ほどにものを云うという言葉は、確かである。


真剣に聞こうとしている人は、目の輝きが違う。そういう人になら何を聞かれても


理解できるように話す意味がある。しかしその場しのぎ的に、聞いて来る人も多い。


私にとっては意味の無い会話であり、例えこちらが真剣に話したとしても、そこまで


到達していない人には、残念だが理解できない。人間の事に関しては、進み方は幾つ


かあるが、ある程度まで人間という生き物を理解していないと、無理に近い。


彼が言うように、孤独や寂しさを感じるほど、真理の為に頑張って生きている人は、


少ないのが日本の現実である。そこまでの道のりも険しい、私は不思議に思う。


よく聞くのが、ネット上では強きだが、実際会ったら滅茶苦茶おとなしいと。


以前はネットゲーム関係でオフ会などもよく、誘われていたが会ったのは女子だけで


ある。ここは男だから仕方ない。しかし、私は浮気はしたことは無い。というより


相手は一人で十分である。女好きとH好きで分かれる所である。


私はH好きなため浮気はしないで全然問題ないが、女好きな男は浮気は100%する。


私が女子や人からよく相談されるのは、こういう事である。


どちらの味方もせず、相手の状況変化や性格などから色々わかる。


私は基本的に全く変わらない。会っても同じ……そう、先ほど話した大阪の設計者の


人は、声は良いから会ってみた! と言ってきて写メまで送ってきた。


その人の家に泊まろうとしたらしく、荷物は全部送るからという話し合いの末、


その他のお金も出して帰したと連絡があった。写メを見たが、本当に声はいいのか?


と私も思った。というか大阪の人も知らなかったのか、情報は私に届くように皆さん


と仲良くしていたので、結構がんばって写メを送っていたから笑えた。


話はずれまくったが、真理は色々な要素も含む為、ある意味曖昧でもある。


それ故に、これが真理か? と聞かれてもハッキリとは今の自分では言えないだろ


う。しかし、私が書いてきた人物たちは、皆、共通するものがある。


それは勇気を持って生きていた。これだけは確かだ。


今の日本から失われそうな大切なものだ。


例えば投票率でも、それは言える。世界で国を懸念している国民の投票率は


100%だ。これだけで分かるだろう。日本は先進国と言われながら


真逆の方向へ向かって進んでいる。今の流れでは100%手遅れになる。


このように情報は様々な所に、隠れてはいないが、色々な視点から見ることが出来


る。より多くの事を知る事は、非常に大切なことなのだ。



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