第290話 言葉を理解せよ

 ここまで読んできてくれた方が、真の意味を理解し多数の人々の言葉を


自分のものにしているのであれば、それは哲学を理解してると言える。


しかし、それでも体験する事が一番理解できる。


そして、逃げずに闘う人には、必ずその時が訪れる。


巨大な壁だ。今はまだ無理とか、回避しようとしてはいけない。


言葉で理解している者ならば、どんなに高い壁であろうと、絶対に挑戦する。


仮に、壁から逃げた者は、理解していないと断言できる。


運命を懸けて、本物に挑戦するには、自分の心が強くないと、挑戦できない。


その巨大な壁が来る前に、自分を貫いて、良い意味での個性を身につけないと


無理だ。だからこそ、自分に鞭を打つように、自分自身が拒否しようとしても


熱い魂を思い出せ。東京は特に言える。冷めた奴らばかりだ。まるで人形のように


歩いているだけだ。熱い人間は東京では過去にひとりだけいた。


テレビ業界を変えたいと言っていた。あいつのように熱い魂を持っている人間は少な


い。私は当時、付き合っていた彼女と別れた。そして私がそいつの事を認めている事


も知っていた。そいつを仲介者として私に送り込んできた。


私は彼の話を聞き、その通りだと言い。彼女の代理で来た彼の要求に答えた。


彼は言った「俺みたいな若造の言う事を聞いてくれるなんてすごいです」


と言っていた。五歳差くらいの奴であったが、熱い魂を持っていた。


そして強い信念も持っていた。今頃、成功しているかどうかは分からない。


だが、自分を持っていた。自分という人間はこうだ! という事が僅かな会話から


でも分かるような奴だった。そういう奴は強い。簡単には負けないし、諦めない。


周りに無理だと言われても実行するタイプだった。


だからこそ、年齢は下でも私は彼の言葉に従った。


そいつの言葉から、今まで言ってきた年上の奴らは、年下だからという安易な理由で


彼の言葉を聞かなかったのだろうと、推測できる。


何でもそうだが、そいつはテレビ業界に入り、全く新しいものに挑戦したいと言って


いた。それはまだ彼の中でも漠然ばくぜんとしたものであったが、絶対に折れな


いタイプだ。自分に負けないという意味だ。しかし、彼も負けることを経験する事に


なる。しかし、そいつのような熱い奴は、絶対に復活する。負けてもただでは終わら


ない。そういう奴が自分の周りにいるのなら、仲良くなるべきだと私は思う。


人生は長くもあり、短くもある。何故そういう現象が起こるのかと言えば


充実した人生は最後の最後まで人生を味わえる。だから時間を短く感じる。


何もしない、自分も誤魔化し、捨て、人生の最後が近づくにつれて、


くだらねぇ人生だったと、ようやく気付く。


どんなに高い壁でも登ってもいい。登るのは挑戦すると言う意味だ。


壁ごと破壊してもいい。それは体制から見直すという意味だ。


私はよく聞かれる。どうやったらそういう風になれるのか?と


それはネットゲームでボイチャしてた時に聞かれたが、


自分がどんなタイプかはわかるが、詳しい事まではわからない。


好きな映画から漫画やその他の事を聞かれたが、同じ事をしたからと言って


同じ人間にもなれないし、意味のない人生になってしまう。


自分の中で一番、熱い!!やりたい事をすれば、自信から人格は生まれる。


だからこそ、私はここで書いている事は全て、自分の想いを書いている。


多くの奴らの人生を見てこれたのは、私の人格を作るのに多いに役立ったのだと


今だから言える。そして世界中の人生の言葉も同じ事を言っているし、


経験もしている。負けない強さを作る為に、30歳になるまでに色々挑戦すること


だ。一般的にはそれくらいまでに、基礎的な人格は出来上がる。


私は以前よりもある意味強くなった。それは戦いから逃げなかったのだと


今だから理解できる。しかし、戦いの中では想像を絶するおぞましい世界だった。


一度は完全に私は破壊されたが、それも今から見れば、今の私を作るだけだったのか


という安易な理由で済ませられる。自分を貫くのは非常に大変だった。敵が多すぎる


のも問題だったが、一番は自分に勝つ事が大変だった。


自分に勝ち、強い信念の元、最後まで戦い通した。だから今の私がある。


今は強い。それが実感できるほど強いと感じた事は、私の人生でも初めてだ。


幾つになっても、私はこの性格を創り上げた事により、挑戦し続けるだろう。


未来が愉しみに思うのは、久しぶりだ。私の魂は消える事は無い。


最初は小さな灯でも、事を成していく事に、その灯は自分でも気づかないが


消えない炎となる。だからこそ挑戦する事を奨励する。



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