第287話 アルトゥル・ショーペンハウアー

“我々は、他の人たちと同じようになろうとして、

自分自身の4分の3を喪失してしまう”



この言葉は先ほどの事と似ている言葉だ。


同じような人間ばかり要らない。そして人生は一度だけだ。


それなら自分の自由を解き放つべきだ。


周りに流されて得られるものを良く考えてほしい。


それは小さな小さなもので、すぐに消えるほど、どうでもいいものだとわかる。


自分の思想を強要するのも間違いである。これは特に恋愛で、よく発生するものだ。


自分が自分であるように、相手にも相手の自分がいる事を忘れてはいけない。


色々な体験をして自分を創り出す。体験が一番理想ではあるが、危険も多くある。


男なら別に多少、谷から落ちても這い上がれと思うが、女の人は気を付けたほうが


無難だ。身近な仲の良い友達とかから輪を広げるのが安全だ。


自分自身を大切にしようと、このように昔の人も思う。


言葉と思想は、大きな変化はせずに時代は進み続ける。


宗教に関しては口を閉じておくが、自分が信じる何かを見つけてそこに向けて


全力疾走すればいい。それだけで色々見えてくる。


問題は進まないことだ。とにかく進めば何かしら見えてくる。


それが貴方の人格を創り上げ、貴方という個性ある人間の中枢となる。


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