第276話 ミゲル・デ・セルバンテス

“一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生に、ただ折り合いをつけてしまって、あるべき姿のために戦わないことだ”



その通りだ。現実逃避し続けても行きつく先に楽園はない。


自分で目標を掲げ、それに伴う苦労や苦悩を乗り越えて


初めて自分というものを知ることが出来る。


折り合いという理由をつけて、逃げるのは良くないことだ。


まだ10代や20代なら、良い教訓として活かせるだろう。


しかし、人は年齢を重ねる。その時に戦えないようであれば


生きているだけで、中身は死人と変わらない。


自分自身と向き合い、戦い、勝っても終わりではない。


それはただの通過点でしかないからだ。


だから人は色々な事に挑戦する。そうして人間は成長するものである。


成長に限界はない。しかし事を成せば成すほど人から評価され


良き友人にも恵まれるだろう。


良い人がいれば結婚してもいいし、様子をみたほうが個人的には良いと思うが


同棲して問題がなければ、愛のある結婚をすれば幸せになれるだろう。


日本人は愛に対して恥ずかしいというものを持っている。


私の叔父は今でも会う度に、自分の妻を褒める。


私はそれを聞き、そして見ていつも思う。


言葉にならないほど、それは素晴らしいものだといつも感じる。

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