第271話 ウィリアム・シェイクスピア
“真の恋の道は、茨の道である”
この言葉は誤解されやすいと私は思う。
恋を知らない者には当然わからないが、真の恋だと思う恋をしていても
それが、茨の道だと最初は気づかない。
この言葉から、真の恋というものはまず、日々忘れることがないものであり、
一緒にいるだけで幸せを感じることが出来るのが真の恋の中のひとつと言える。
では何故、茨の道なのだろう?
この言葉には含みを入れていると私は思う。普通にそう思うだけでは、誰しもが
分かっている言葉だからである。
何を含んだか? こう言った言葉からその意図が見えてきたら、多くのものが見えて
くる。真の恋とは、相手を想う気持ちが最大限になるものであり、
会えない時間や、話せない時や、いつも一緒にいるのに相手に用事があって
会えない時の事も含めて、言っているのだろうかと私は思う。
お互いに会いたい気持ちで満ち溢れているのに、会えないというのは
まさに真の恋であり、茨の道である。
通常の生活で、人と哲学的な話が出来る相手は少ない。
そもそも哲学という分野に、目を向ける人は少ない。
生活の一部である全てに哲学は潜んでいる。
浅く考える事は意味を成さない。持論を持つほどまで深く潜って、自分自身の持論を
持てるようになれば、世の中の見え方が変わる。
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