第192話 フリードリヒ・ニーチェ

“世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。

その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。

ひたすら進め”



このニーチェの言葉は人それぞれに人生に対しての道があると言っている。


この“その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない”という言葉は


映画「インセプション」渡辺謙やディカプリオ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、

キリアン・マーフィー、トム・ハーディ等多くの名俳優、名女優が出た映画の中にも

使われていた言葉である。


私はこの映画が好きで何度も見ているのですぐに気づいた。

この言葉が使われたシーンは、


ディカプリオとマリオン・コティヤールが結婚しており、

二人で長い間、夢の中で理想の街を作りあげて

再び、夢から覚めるには夢の中で死ななければ戻れない映画である。


二人で手を繋ぎ、レールに身を置き、列車に引かれて夢から覚めるが

ディリオスは今が現実だと理解するが、確か50年夢の中にいたせいで

マリオンは現実に戻ってもまだ夢を見続けていると思い込み、


自殺してしまう映画である。これは映画のネタバレにならないシーンであり

書いている事も映画を初めて見るに問題ないので、まだ見てない方は是非見て頂きたい。


言葉を少し変えて、「その道はどこに行き着くかは分からないが、そんなことはどうでもいい、愛があれば」みたいな言葉だったはずだ。


映画でも日本の漫画でも海外国内ドラマでも、多くの言葉を使って我々に伝えている。だからこそ面白みも出るのである。色々知ることによって故人たちの偉大さが

垣間見える。

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