第188話 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

“毎日を生きよ。あなたの人生が始まった時のように”



彼は非常に色々な研究に取り組んだ。

それは非常に良い事でもあるが、当人次第では悪くもなる。


色々分野に取り組むと、各分野ともどこか接点が見えてくる。


悪くもなると言ったのは、その事である。


力量を越えてものを見ると、見当違いな所に目がいきやすくなる。


例えひとつの事でも、それは起こる。


何事もそうであるが、簡単に悟る事など出来ない。


彼のこの言葉は、毎日を人生が始まった時のようにとは。


“毎日を生きよ。あなたの人生が始まった時のように”


つまりは、毎日を生き生きと過ごすために

人生が始まった時のようにとは、好奇心や希望や夢など

をいつまでも追いかけよと伝えている。


哲学の部門には色々あるが、こういう言葉のように

必ず人生、つまりは人間の世界で起こる事や密接する

関係の全ての人生や事実を主体としたものの事を哲学という。


哲学は必ず、実社会での研究や人生から出る言葉なのだ。

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