日常のなかの、ちいさな『怪』

ここではないどこか、日常に息づく『怪』なるものの素描短編集。
移り行く季節、ふと一息ついたときの一抹の寂しさ、不思議な隣人との間に通い合うなにか…
短い物語の中に、豊かな抒情が香る作品です。