超能力少女たちの破天荒でパワフルな異能力バトルを描いたギャグとグロな要素が織り成す怪作。
それが読み進める程にクセになり痛快となって行きます。
「宝塚女優」という名の主人公少女は、とある理由で両親を亡くし、その後、超能力者を集め訓練する国家組織にスカウトされ、仲間たちと共にベヒモスとの戦いや能力の真相を究明していきます。
見所は、主人公の成長と彼女の周りのひたすら濃厚で個性的なキャラクターたちとの関係、そして熱いバトルシーンです。
その超能力に対する分類や造詣の深さは目を見張るものがあり、異能力バトルの王道を行く面白さ、超絶に濃いキャラクターたちの活躍に目が離せません。
ブッ飛んでいながら地に足のついたハイレベルなこの作品を是非堪能して見て下さい!
主人公の姓は宝塚、名は女優と書いてヒロインと読む。体は豊満というかデブで、小学生の頃に両親に死なれ、親戚中をたらい回しにされ、学校では体格と名前のせいでいじめられた。中卒で働きながら貧乏生活をしているが、こんな逆境にもめげずに明るく楽しく生きている(趣味はBL)。
これだけでつかみはばっちりですが、主人公はある朝スプラッターな事件に巻き込まれ、そこで自分の特殊能力に気づきます。そしてしかるべき組織の研修生となり、その能力を少しずつ強化するはずでしたが、彼女の前に次々と強敵が現れ危険にさらされます・・・。
展開が早く、息継ぐ暇がありませんが、ヒロインの活躍に目が離せない力作でお勧めです。戦闘時のグロ描写は昨今のアニメを見ていれば許容範囲でしょう。
・・・なお、最初のうちは主人公の名前を女インと読み間違えがちだったことは内緒です。
ひとまず261話まで読んだ感想です! 皆さんもとりあえず261話まで読んでください!
…いきなり無茶言うようですが、めちゃくちゃ面白いので、時間さえ取れれば一気読みしたくなること必至です!
読み進めれば進めるほど、覚醒や暴走もが織り込まれ考え尽くされたハイレベルな超能力による、圧倒的な戦闘描写の虜になります!
どこまでも生々しく悪意に満ちた世界観が描かれる一方、ギャグの切れ味も全力、変態はとことん変態で、クズは徹底的にクズ、外道には底がなく、だからこそ立ち向かう糞度胸が光る、こんな短いレビューでは語り尽くせない魅力に溢れるご作品です!
主人公は宝塚女優《たからづか・ひろいん》(本名)さん、普段はちょっぴりふくよか(オブラート表現)なのですが、能力を使った消耗で都度ごと美少女になります! しかしそんな外連味は彼女の表層に過ぎず、作中世界でも類を見ない希少な異能を精強に操り、極限状態においても的確な判断を手繰り寄せる機転と胆力は何度見ても圧巻です!
しかしそんな彼女も根っこは普通の現代日本人で、時に敵すら救う優しさは決して超然とした聖者じみたものではなく、我欲はめちゃくちゃありますし(笑)、時には崩れかけ、それでも折れずに戦う姿は常に応援したくなります!
他の登場人物も非常に特徴的なので、名前と能力がすぐに頭に入ってきます(というか、インパクトが強すぎて刻み込まれます!笑)
イカレたメンバー(本当にイカレた連中)を紹介するぜ!
・小学生とは思えない超能力と精神力の完成度! おじさま大好き百恵ちゃん!
・基礎能力である結界術の、極めた練度が燻し銀! 女将! 強い! 女将が強い!!
・念話の応用力が半端ない! 私怨と復讐の化身、真意は知れない大西所長!
・このご作品における変人の代名詞! 本人の能力とは無関係に時々若返ったり戻ったりする人! ダメな大人で頼れる大人、百戦錬磨の死ぬ子先生(偽名)(ちゃんと本名はある)!!
・まだまだ沢山! 敵の雑魚モブにも濃い台詞を吐く奴がいるので注目です!
面白いです! とにかく御一読ください!
60話ほど読んだところでの感想です。
特殊な能力をもち、珍妙な名前を持ってしまった主人公が、超能力・超常現象専門の特殊部隊に誘われ、様々な経験をしながら成長・覚醒していく話です。
異能・超能力系は往々にして変わっていたり偉そうな主人公が多い傾向がありますが、この主人公は名前こと特徴的なものの、超能力以外の面はいたって普通で非常に親しみやすい存在です。
周囲にも非常に変わった人達が揃っているので、話の展開にも飽きが来ないつくりになっております。
レビュー時点では話数>★となっていますが、もっと評価を受けていい作品だと思います。
ただし、注意書き通り、ところどころにグロ系の描写があります。割とキツいところもありますので、グロが苦手な人は避けた方がいいかもしれません。