ヴァルキリーズストーム 〜戦争頑張る私、なぜか鬼呼ばわりされてるんですけど
綿屋伊織
設定集
設定 騎士/魔法騎士/その他(期間限定公開中 11/30まで)
単なる設定です。
こんなもの読まなくても作品は楽しめます。
時間の無駄ですから読まなくて結構ですよ?
●騎士
いわゆる超人的存在。
騎士の能力(肉体戦闘能力のみ)
個人差があり、我々のような一般人同様の身体能力しか有さない場合もあるが、一般的な認識における騎士は、
・素手で鉄板を打ち抜ける。
・ジャンプ力は15メートルの壁を平気に飛び越す。
・弾丸を回避する動体視力を持つ。
・……etc、はっきりバケモノ。
●騎士ランクについて
・かつては騎士と魔法騎士の2つのカテゴリーのみだったが、現在はメサイア使いを加えた3つのカテゴリーで区別されている。
・レベルはE-から最高を示すEx-SFLまで。例外的な存在としてOS(オーバースペック)が存在するが、この認定は今のところ、人類史上でただ一人しか行われていないので無視してよい。
・レベルは肉体戦闘能力(SF)>魔法戦闘能力(SM)>メサイア操縦適正(SMD)と、3つのカテゴリーを並列表示するのが正式。
・平均的な騎士の場合だと
C+>->D-
肉体戦闘能力は高いが他は平均値以下ということがわかる。
・騎士なら重視されるのは肉体戦闘能力(SF)だけ。
・魔法騎士なら肉体戦闘能力(SF)+魔法戦闘能力(SM)を合わせた総合的判断が求められる。
・もし、肉体戦闘能力(SF)がからっきしで、魔法戦闘能力(SM)だけ高いのなら、魔法騎士ではなく魔導師という一般人でもなれる別カテゴリーに分類されることもある。
・騎士、魔法騎士共に、メサイア操縦適正(SMD)についてはほとんど考慮されない。
・メサイア操縦適正(SMD)が高くても、同様に他の能力値が高ければ、本人が希望しない限り、メサイア使いにはなれない(周囲が認めないから)。
・メサイア操縦適正(SMD)だけが高い騎士は「メサイア使い」と呼ばれ、騎士階級では一端の騎士とは見なされない。
・SMにD-以上のスキルがあると魔法騎士として認定される。
・国家を代表する騎士団に参加するためにはB以上の能力が必要とされるが、現実にはCランクのやや上あたりが平均。
●騎士の出生率
・はっきり、低い。
・騎士の出生率は常人の100万分の1とも言われ、騎士同士の間に生まれた子供の場合、さらに低くなる。
・これは、騎士同士の場合、精子と卵子双方の遺伝子情報が破壊されるためともいわれているが、あくまで一般的な仮説。
・一般人同士の間に騎士が生まれることもある。
・遺伝子技術が進んだ現代でも、騎士の遺伝情報の解明はされていない。
●民族で異なる出生率
・騎士の出生率は民族によって大きく差があり、ルーナム民族(ラムリアース帝国)、大和民族(大日本帝国)は魔法騎士を含め、異常ともいうべき出生率を誇る反面、多民族国家においては出生率がケタ違いに落ちるため、中世以降、名だたる王国・帝国は、騎士の出生を確保するため、自国民族の純血を重視している。
●特権的地位
・その力故、かけられる制限は厳しいが、対価として税の優遇、生活保障など、騎士は特権的地位を保証しているケースが多い(社会に不満を持つ騎士の反乱を抑えるための政策)
・国家騎士団、またはそれに準ずる組織に所属する騎士は、帯刀の特権を持つ。
●騎士同士の差別
・こうした特別な地位にいるだけに、実は騎士内でも差別は大きい。
・帯刀の許可が与えられているが、長剣を帯びることの出来るのは、一般騎士もしくは魔法騎士である必要があり、メサイア操縦能力に限られる騎士(メサイア使い)はこの範疇に属さない。
・メサイア使いは、ハードラバー製のスタンブレードと呼ばれる模造刀か短剣が精一杯。
●
・古来、日本における騎士を指す言葉。
・貴重な士(人)というのがもともとの意味。
・騎士という言葉をあてたのは明治維新以降。華族や貴族に対する配慮。
●魔法騎士
概説
・この世界最強最悪の存在。
・広義的には、騎士の能力に魔導士の能力が加わった者達全般を指す。
・本来の意味でいえば、騎士に準じる肉体能力を持ち、メサイアとの感応能力を持つメサイアコントローラ達も魔法騎士となるし、実際の所、メサイアとのコンサートスキルを持つ騎士もすべて魔法騎士に分類されていい。
・狭義的には騎士の能力に魔導士の能力の内、物理的・精神的な攻撃・防御能力を指す魔法能力を持つ者のことで、こっちが一般的。
●魔法騎士の攻撃能力
・低レベルの魔法騎士の場合、肉体能力か魔導士の能力かのいずれかに能力が偏りがちで、戦闘能力は一般的な騎士とそれほど違うものではない。
・ただし、バランスがとれた魔法騎士となると、その攻撃能力は、最新兵器すら凌駕する。
・高レベルの魔法騎士、すなわち高位魔法騎士になれば成る程、ここに命中精度と射程距離、そして射撃スピードが加わる。
・魔法騎士対魔法騎士は、もうウルトラマン出現のレベル。やろうものなら敵味方共に損害は半端じゃない。
・魔法騎士の投入が戦闘における最終的かつ、最悪の事態とさえ言われるゆえんである。
・魔法騎士投入は普通に「周辺の物的・人的損害をもう考えていません」と宣言しているのと同じ。
・とてもではないが、そうでなければ、建物どころか周辺を区画単位で吹き飛ばす彼らを投入できたものではない。
●魔法騎士はメサイアを凌ぐ最強兵器
・音速を超えるスピードで戦闘可能な存在など、魔法騎士かメサイアくらいであり、これこそが彼らを世界最強の戦闘兵器としての地位を不動のものとしている。
・魔導士としての攻撃が避けられたとしても騎士としての高速攻撃が待っているという、魔法と剣のコンビネーション攻撃が可能で、敵に回すと恐ろしくやっかいな存在となる。
・また、魔法攻撃能力は魔導師と同等かそれ以上。
・火炎攻撃一つとっても、Aクラスの程の魔法騎士となると、巨大なナパーム弾爆発させたのよりタチが悪い破壊を余裕で引き起こすことが出来る。
・Aクラスでこれなんだから、ルシフェルのような超FLクラスとなると最早非常識レベル。
・一度の攻撃で見せる破壊力は、ある研究家によると、普通の攻撃で「B-52の戦略爆撃か機甲数個師団の集中攻撃に匹敵」するとか。
魔法騎士のレベル
・魔法騎士の実力を示す目安。本当は魔導師レベルのこと。
・対騎士戦闘を見る上での目安としてはほとんど役に立たない。
・ただし、これが魔法騎士同士の闘い(魔法戦)となると話は別。SFL騎士1人にD騎士100人が闘いを挑んでも返り討ちにあうのが関の山。
・一応、SFLからH-まであるが、騎士ランクの様に目に見える実力とは異なるため、騎士ランクより上級になるにつれて扱いがより厳しくなり、例えば、C-とD+とレベルが一つ違うだけでもその地位は全く異なるが、軍事目的で編成される多くの魔法騎士団では大した問題ではないとされる。
FL 単独での対上級悪魔戦闘可能レベル・超上級魔法使用可能
AAA~AA 対上級妖魔戦闘可能レベル(上級大型攻撃魔法使用可能)
A+~A- 対中級悪魔戦闘可能レベル
Bランク 単独での対中級妖魔戦闘可能レベル
Cランク 対妖魔用上級魔法使用可能
Dランク 対妖魔用中級魔法使用可能
Eランク 対妖魔用初級魔法使用可能
Fランク 魔法使用可能
Gランク 妖魔知覚可能レベル
Hランク 妖魔認知可能レベル
一覧からもあきらかなように、上と下では力が桁違いに異なる。一般に魔法騎士団に入団出来るのはDランク以上とされているが、実際に騎士団で活躍するためにはCランク以上の実力が必要。
●
騎士の精神を操る魔力。
騎士を始め、全ての人はこの力の前には徹底的に無力。使い方によっては自殺ですらさせることが出来る。
力が強いと空間まで影響を及ぼすことまで出来る。
現代でもこの力を持つ者が支配階級にあり、天皇・ローマ法王・ラムリアース帝国皇帝・カンタベリー大司教などはその典型。
この力を持つ者こそ君主としてふさわしいと考える騎士は多い。
●
一種の天才。
数万桁の計算を一瞬でやってのけるが、注意すべきは彼等は暗算しているのではなく、計算式を思っただけで答えが浮かんでくるという点。彼等の脳で計算なんてしない。答えを受け取る存在なのだ。
個人によって能力にばらつきがあり、能力別にスタンドラインと呼ばれる身分分けが行われている。
最高が6本のハイパースタンドで、現在は三人しか存在しない。
スタンドラインが4本以上で“見通者(シーカー)”を名乗ることが出来、天才として国際的な保護を受けることが出来る。
●スタンドライン
科学、医療、化学の全ての分野において特殊技能を持つ者に与えられる、飾り紐状の身分証を指し、必ずしも“見通者(シーカー)”の身分のみを指し示すものではない。
“見通者(シーカー)”の身分を保障するのは4本線以上。
往々にして着衣の目立つ箇所に取り付けられており、本数によってその人物のランクがわかるようになっている。
【線ごとの扱い】
1本線~博士、教授、医師など。そこらに腐るほどいるため、価値は無いに等しい。
2本線~学長や院長などが持つ名誉的な意味合いの方が強い。
3本線~複数の技能を持つなど総合的な能力を持つ者。
・具体的には、複数の博士号を持つ者。
・普通の人間が努力と幸運だけで獲得できるのはここまで。
4本線~ノーマルスタンドと呼ばれ、このライン以上を保有して初めて“見通者”と認められる。
・“見通者”の中で最もレベルの低い存在。
・メサイアの全面開発までは出来ないが、改良や関連する武器を開発することは出来る。
5本線~ハイスタンドとよばれる。
・このクラスで初めてメサイアの設計図が引ける。
・このクラスになると貴族級の待遇を受けるという。
6本線~ハイパースタンドと呼ばれる。
・国際的VIP待遇。
・メサイアだろうが何だろうが設計してのけるまさに天才中の天才。
治療魔法のこと。
これの使い手が「療法魔導師」と呼ばれ、国際的に保護される立場になる。
基本的には人体の持つ再生能力を高め、傷や病を癒す魔法で、この魔法を使える者は医師と同等の医療知識を当然の知識として予め持っている(治療手順が頭に浮かんでくる)ので、魔法を使用する際に必要なら相当複雑な手術も出来る。
レベルが高くなると遺伝子レベルでの治療が可能(AAAレベル以上)。
国際条約で療法魔導士への攻撃は絶対禁止とされ、国際的な保護が受けられる。
攻撃者は問答無用で死刑が適用される反面、魔導士が戦闘行為への参加する事も禁止している。
医者以上の存在であり、戦場にいてくれるだけで敵味方問わずに心強い存在であるが、標準的なレベルの使い手では、ガンやエイズなどの伝染病、先天性の障害、精神病など治せない病気も多いので医者の存在は欠かすことが出来ない。
何故か虫歯の類も治せないらしい。
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