幕間

これまでのあらすじ28

 再び東雲竜騎兵旅団に重責が与えられた。


 あの越後の龍、軍神とも言われる上杉政虎の本隊の足を止めるのだ。

 そうしなければ武田の西からの侵攻と同時期に大胡が挟み撃ちとなる。


 忍城を囲むと見せ、竜騎兵を引き付ける上杉。

 それを知りつつも遠くから状況を把握して、忍城を守りながら遅滞運動をせねばならない東雲。


 危険な任務が続く。


 兎に角、機動防御は敵の攻撃力を削がねば話にならない。

 そう判断した東雲は比較的手薄な敵左翼を突破、包囲し打撃を与える作戦を取る。

 しかし、湿地帯に阻まれ最右翼にて迂回運動をしていた第2大隊が捕まってしまう。


 絶体絶命のピンチに、大隊の散開を命じて捨てがまりに出る吾妻大隊長。

 しかし今は秘密兵器「大剣」がある。

 爆煙にまみれながら後退することに成功する吾妻大隊。


 面子を潰された政虎は、利根川遡上作戦に打って出る。

 旅団の後方を守っている第4大隊が危ない!




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「殿。

 大剣とは如何なるものにござるか?」


「ああ。

 英国北部のハイランダー(スコットランド)兵が振り回す、超危ない段びらの事ね。

 剣が通った円内にいるものすべてなぎ倒すイメージね」


「しかし、未来へと言ってきた際、

 拙僧はあにめとやらでクレイモアなるものを……」


「智円のにーちゃん。

 神出鬼没だなぁ。

 戻ってこれたのん?」


「は、務めとあれば如何様にも」



(此奴はなにか特殊体質があるに違いない)





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