第7話 夢

目の前にあったのは、七色に光輝く氷の結晶。

そして。

私の隣には。

彼の、子供のように純粋な、満面の笑顔。


あぁ、これが・・・・あなたの言っていた『レインボースターダスト』なのね・・・・


壊さないよう気を付けて、そっと腕を伸ばす。

けれども。

触れた先から、結晶は次々と失われてゆき。

やがて。

私の隣から。

彼もまた、姿を消した。

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