第170話 顔合わせ食事会 後編
前菜、スープと料理が進んで、軽い魚料理が終わると、肉料理が来た。
なにやら表面だけ軽く焼いた一口大のステーキ肉が、皿の上に幾つも並んでおり、深い茶色のソースがかけてある。
それと同時に、グラスが並べられ、今度はワインが注がれていった。
食中酒だろう。
妊婦がいるので、酒はどうかとも思うが、口出しはしないでおこう。
一杯くらいならほとんど影響ないしな。
「このお肉、凄く美味しいですね」
「そうでしょう? シカのヒレ肉ですわ。料理長自慢の料理ですのよ」
料理に
確かに美味しいのだが、なんだかヘルシーな感じだ。
シカのヒレ肉は
やっぱり王家は女所帯だから、こういう女性が好みそうな料理が中心になっているのだろうか。
ソースにもワインが使われているようだ。
いちいち話を持ち出しても来ないので、俺がいるからワインを使っているわけではないのだろう。
俺が持ちこんだ食材が市場に浸透していて、料理長という人が独自に研究して使っているのだと思う。
たぶん高級料理の市場に限られるんだろうけど、俺の仕事がこうやって末端の食卓を変化させていると思うと、なんとも感慨深い。
「ワインか……。ただ渋いだけの酒と思っていましたが、こうして飲むと意外といけますね」
ルークなどはグビグビと飲んでいる。
「ユーリさんは飲まないの?」
俺がまったく口を付けていないのを見て、女王陛下が聞いてきた。
言いにくいなぁ。
人が沢山いる宴席だと飲むフリで済むんだが。
「すみません。せっかくなのですが、僕は二十歳までお酒は控えることにしているので」
「あら、そうだったの……? それはまたどうして?」
「何かの本で、若い頃から酒を飲むと脳に悪影響がある……という話を見つけてから、そのようにしようと思って、それがずっと続いている感じですね」
もはや律儀に守ることもなかろうと思うのだが、もう少しで二十歳なので続けたい気分だった。
あと数ヶ月だしな。
「あらあら、それなら、代わりの飲み物を用意させますわ」
「でしたら、先程のレモンの飲み物で――」
と言ったところで、ドアが開いた。
カーリャだ。
戻ってきたようだ。
カーリャの机の上には、前の皿は下げられたが、肉料理は置いてある。
カーリャは部屋を一通り見回すと、つかつかと歩いて、自らの席に戻った。
だが座らず、収められた椅子の前に立って、キャロルを睨んだ。
「お姉様」
その顔に微笑みはない。
なんだ。バトルが始まるのか。
「どうした? 何か話があるのか?」
キャロルが椅子を若干ずらして、半分カーリャ側に向けながら言った。
そういうトゲトゲしい物言いをするから喧嘩になるんだろうに。
まあ、でも今更変えられないスタンスなのだろう。
もう十八年も姉妹やってるんだもんな。
俺とミャロとの付き合いよりも、ずっと長い。
「お姉様は、なんでユーリと付き合ったの? 私が好きだったのを知ってたのに」
え、この場でその話すんの?
俺めっちゃ気まずいやん。
「今はそんな……いや、この際、きちんと話しておくべきか。といっても、私もユーリを愛していたという以外にないんだが……」
「なんで横取りしたの? そうやって私の欲しいものを全て持っていって、何が楽しいの?」
よ、横取り?
横から取るもなにも、俺はお前の彼氏だったことはないんだけど。
「横取りもなにも、ユーリの心がお前に寄り添っていたことは一度もない。だから、私も応援しようとは思わなかったんだ。もちろん、ユーリがお前のことを好んでいたら横取りなんてことはしなかった……と思う」
そこは自信なさげなのかよ。
「お姉様は私のお姉様でしょ……? 妹に一つくらい、一つくらい欲しいものをくれたっていいじゃない。全部持っているんだから。なんでそれができないの……?」
「ふう……」
キャロルは頭痛でもするのか、眉間を指で揉んだ。
「わかった。なにが欲しいんだ?」
え、あげちゃうのか。
この流れだと多分俺っていうんじゃないか?
「ユーリをちょうだい。入学したときに会ったときから、ずっと好きだったの……だから」
「分かった」
分かっちゃうのかよ。
「ほんとっ!? じゃ、結婚はやめてくれるのね」
「元々、ユーリの気持ちがカーリャにあるのなら、結婚などしない。どうなんだ、気持ちはあるのか?」
キャロルがこっちを振り向いてきた。
俺かよ。
いやいやいやいや、俺に振るのかよ。
なんなんだこの展開。
カーリャを傷つけずにこの場を収めるのか。
どうやったらヒスらせずに済ませられるっていうんだ。
難易度高すぎるでしょ。
戦争するより難しいって。
うーん……。
「……考えてみりゃ、長い付き合いだよな。最初に会ったのは鷲の離着陸場だったか」
「うん……そうね。懐かしい」
カーリャは少しはにかみながら言った。
この瞬間だけ切り取ると、確かに美少女なんだが……。
「お前が俺に好意を持っているのは分かってた。ま、好意がなかったら初対面で付き合ってくれとは言ってこないだろうしな」
こんな長続きするとは思わなかったけど。
「まったく、苦労させられたわ」
「だけど、結婚することはできない」
「えっ……」
カーリャの笑みが凍った。
やっぱりそうなるよな……。
でも、なんで恋愛事という性質の問題を、こういった策略みたいなことで処理できると思うんだ。
自分だって、誰かに同じことをやられたら、そいつを好きになって結婚するのかといえば、そんなことはないだろうに。
やっぱり精神性が理解できないんだよな。
別人類を相手にしている気がする。
「お前に恋愛感情を持ったことはないんだ。キャロルのせいじゃないぞ。キャロルの他にも女関係は結構あった。だけど、お前と付き合う、交際する、結婚するっていう考えはまったくなかった」
「……なんなの、それ。私はその他大勢の中でも対象外だって言いたいわけ?」
「カーリャ、お前は十分魅力的だ。俺なんかにこだわらなくても、もっといい相手が沢山いる。探してみろよ」
カーリャの顔は怒りのままこわばっている。
うーん……。
失敗したかな。
「………わかった。じゃあ、私を女王にしてよ。それくらいできるでしょ」
改めてキャロルに向き直ると、またとんでもないことを言い出した。
「……なんで女王になりたいんだ? 私はお前には遊びながら暮らしていける金は支援するつもりだ。女王なんて面倒だし、辛いだけだろう」
キャロルは心底疑問そうに言う。
ぶっちゃけ俺も同意見だ。
自分の母親を見てみろよと言いたい。
疲れ切ってるだろうが。
女王という座を、いくらでもワガママを言っていい、いくらでもお金を使えるようになる、国民が何でも言うことを聞いてくれる、魔法のような称号だとでも思っているのだろうか。
よっぽど恵まれた時代ならそういうこともあるかも知れないが、戦争はどう処理するつもりなんだ。
「私にはなにもないんだから、女王の椅子くらい貰ったっていいじゃない!」
「カーリャ」
ここにきて、立派にも事態を静観していた女王が口を開いた。
よっぽど口出ししたくなっただろうに。
えらい。
「キャロルは、女王の座もユーリくんも、自分で得たのです。私がユーリくんに、キャロルと結婚するように命じたのかしら? 私にはそんな強制力はないわ。女王の座もそう。カーリャ、あなたのほうが女王にふさわしいと思ったなら、あなたに跡を継がせていました。キャロルが何の努力もしないで、天から降ってきた幸いを掴んだように言うのはおやめなさい」
カーリャはなにが不満なのだろうか。
人間ってのは、収入が上がって生活ランクも上がると、単に贅沢をするだけでは満たされず、それに応じた名声や名誉を求めるようになると聞いたことがある。
そのせいなのかな。
王女という誰からも敬意を持たれる立場にあっても、無条件に称賛や名望を得られるわけではない。
それは立場ではなく、能力や人格に対して払われる性質のものだからだ。
カーリャのような立場だと、それが酷い不均衡となって現れるのかもしれない。
「お母様はなにも分かってない……私がどんなに我慢してきたのか……」
「……カーリャちゃん、ごめんね。今度また話し合いましょう? きっとみんな幸せになれる道があるわ」
女王はうって変わって優しい声色で言った。
「分かった。もう頼まないわ」
なにを分かったのか。
「ちょっと、すまない」
そこで、ルークが声を出した。
なんだかその声はいつものトーンではなく、震えているような声だった。
顔色を見ると、真っ青だ。
「ちょ……父上、どうしたんですか!」
「体調がわる……手洗いに」
椅子から立ち上がって一歩あるくと、ガクッとバランスを崩して、膝をついた。
なんだ?
食あたり?
「ルーク殿?」
「ルーク、どうしたの?」
女王とスズヤが一瞬送れて異常事態に気付く。
「あっ」
スズヤは、立ち上がるのに失敗して、けたたましい音をたてて椅子ごと倒れてしまった。
なんだ?
夫婦揃って……もしかして、ルークと同じ症状なのか?
……何が起きてる?
毒?
麻痺症状ってことは、神経毒か?
自分の手を開いたり閉じたりしてみる。
まったく、なんともなかった。
女王を見てみる。
事態を把握できていない顔で、俺と同じようなことをしている。
こちらは、手が震えていて、握る動きもぎこちないように思えた。
……俺にだけ効いてない?
俺だけ食べなかったもの……酒か?
「王剣! 父上と母上の食べたものを吐かせろ! すぐにだ!!」
俺は立ち上がりざまに叫んだ。
指示がないためか、ただ突っ立っていたメイドたちがギョっとした目で俺を見る。
「ぼさっと突っ立ってる場合か! 毒を盛られたんだよ! てめえらがやったんじゃねえなら、さっさと動け! 手を口に入れて食ったものを吐かせろ!」
俺はそう言いながら、隣りに座っているキャロルのテーブルを見た。
ワインは三分の一ほど減っている。
飲んでしまったようだ。
「キャロル、悪い」
「うムっ」
キャロルの口の中に指を突っ込んで、喉奥に触れた。
「余ってるやつは水をもってこい! ありったけだ!」
「うえっ」
キャロルは嗚咽を漏らすが、吐く気配がない。
苦しいようで、俺の手を掴んできた。
「我慢してくれ」
キャロルは半ばパニックになって、歯が俺の手に当たる。
噛まれるのも構わずに、喉奥を刺激し続けた。
「おえっ――」
吐瀉物が床に撒き散らされた。
よし。
俺はひとまずキャロルを捨て置いて、部屋を見回した。
どれが王剣なのかわからないメイドたちが、女王やルーク、スズヤに付き添って胃の内容物を出させている。
呆れたことに、カーリャは逃げるでもなく、部屋の隅で自分のやらかしたことに怯えたような顔をしていた。
「おいっ」
俺はカーリャに迫り、細い首を掴んで、叩きつけるように壁に押し付けた。
「お前が毒を盛ったのか」
状況から考えて、カーリャくらいしか思い当たらない。
――女王か?
まさか。
この状況でホウ家を毒殺してどうなる?
新大陸?
いや、だとすれば俺だけ残しておくのはおかしい。
俺が酒を飲まなかったのが想定外だったとしても、王剣は俺の指示に従ってはいないだろう。
「ちが、ちがう……わ」
シラ切るつもりか。
俺はカーリャの首を掴みながら、キャロルの席にあったワインのグラスを取った。
手を緩めてカーリャの唇に当てる。
「飲め」
カーリャの表情が変わった。
唇をピッタリと閉じて、凶器を突きつけられたような顔をした。
直感した。
こいつがやったんだ。
「飲めよ。飲めないなら解毒剤を出せ」
「もって、ない……」
「じゃあ、死ね」
俺はカーリャの首を、更に強く壁に押し付けた。
「ぐっ――」
「死ぬか、解毒剤を出すか、自分で選んでみろ」
解毒剤を持っていないわけがない。
先程の話の展開を考えれば、キャロルが意見を翻せば、解毒剤で治療するつもりだったのだろう。
もしくは、これから解毒剤を交換条件に交渉するつもりだったのかもしれない。
どっちにしたって、上手くいきっこない馬鹿みたいな展開だが、こいつの楽観的な脳みその中では、上手くいく事になっていたのだろう。
「クッ……カハッ……」
息が絶えて苦しみだすと、カーリャはバタバタと暴れながら、ポケットを漁って、一つの小瓶を引きずり出した。
あっけない。
赤色をした小瓶が、ポケットから出た途端、手からこぼれ落ちる。
それと一緒に、同じポケットに入っていた、スキットルのような鉄の缶も床に落ちた。
俺はカーリャを投げ捨てるようにして首から手を離す。
「ガハッ! ゲホッゲホッ」
倒れ伏したカーリャがむせている。
「王剣ッ! 毒に詳しい奴がいたら来い!」
俺がそう叫ぶと、一人の王剣がやってきた。
ティレトだ。
俺は落ちた瓶と缶を素早く拾って、机の上に置いた。
一つは毒で、もう一つは解毒剤なのだろう。
「これがいれられた毒かっ!」
「どんなものかわかるか?」
ティレトは、ガラスの小瓶に入れられた毒を一瞥した。
「くそっ!」
机を叩いて悔しがっている。
なんだ?
「どうした。何の毒なんだ」
「赤のカノッリアだ……こんなものを飲ませるなんて」
聞いたことがない。
「ありったけ情報を話せ」
「貝の毒に毒茸を合わせた毒だ。解毒薬がない」
解毒薬がない?
そんなわけがない。
「じゃあ、これは何だっていうんだ」
俺はスキットルのような鉄の缶を指さした。
ガラスの瓶に入っているのが毒なら、こっちが解毒剤だろう。
「カーリャ殿下が持っていたのか?」
「そうだ。解毒剤を出せと脅したら出したんだ」
状況からして持っていないはずはない。
……持ってないわけがないんだ。
「……仕方ない」
ティレトは鉄の缶の蓋を開けると、中の液体を口に含んだ。
すぐにブッ、と床に吐き出す。
「
……なんだって?
ティレトは口の中に残った毒を吸って、唾液と共にペッと吐き捨てた。
「そんなわけない!」
カーリャが横から口を挟んできた。
そんなわけない?
こいつは解毒剤だと思ってたのか。
考えてみれば、毒を二種類持っているというのは、おかしい気がする。
「……舌が痺れてきた。間違いない」
「じゃあ、赤のカノッリアっていうのが間違いだったんじゃないのか?」
実は、瓶のほうがトリカブトの解毒剤なのかも。
ティレトはじれたような表情をして、
「ミト貝の毒は赤い。その毒液に死の傘というキノコを
見てみると、ガラスの小瓶の底には、沈殿物のようなものが溜まっていた。
途中瓶が暴れたのに、澱のようには混ざっておらず、すぐに沈殿したらしいところを見ると、確かに微塵にされたキノコのようにも見える。
糞。
神経毒だけじゃなく、溶血毒や内臓を壊す毒が混ざってるのか?
「無理矢理水を飲ませて、もう一度吐かせてくれ。胃の中を洗うんだ」
「分かってる」
ティレトは身を翻して、救命作業に戻っていった。
カーリャを見ると、窓を開けて、外に何かを投げている。
「てめえ、なにをしてやがる!」
カーリャを思いっきり蹴飛ばした。
「キャッ――!!」
勢いよく地面に転がった。
この野郎。
何の合図をしてやがった。
「誰かの差し金だな」
考えてみれば、この馬鹿が一人でこんなことをしでかすわけがない。
――魔女か。
俺は、すぐに思い当たった。
頭の弱いカーリャをだまくらかして、都合のいい言葉を吹き込んで、解毒剤と偽って毒を渡して――。
やりそうなことだ。
そして、魔女以外にはやれそうもない。
少なくとも、特に公にはしていなかった今日の食事会のことを察知していなくてはならないのだから。
王城にツテを持たない将家には、そんな器用な真似はできない。
やはり魔女だ。
ということは、この謀殺を事故で処理した上でカーリャを即位させるつもりか?
それなら、ホウ家も女王も確実に始末する必要がある。
毒を飲ませるとして、飲ませっぱなしで放置するか?
毒をどれほど飲むかなど、誰にも分かりはしない。
酒でなく食事に紛れ込ませていたからといって、口にしないかもしれない。
あまりに不確実だ。
たとえ数日だろうと、女王かキャロルどちらかが生きていたら、カーリャの即位は認められず、計画が破綻してしまうだろう。
下手をすれば、カーリャは処刑されてしまうかもしれない。
ルークか俺が生き残ったら、ホウ家が軍を起こし、北上してくる。
そうしたら、三日天下で終わってしまう。
糞。
だとすると、近衛を使ってくるのか。
さっきのは、その合図か。
「ティレト! まだいるのか!」
叫びながら見回してみると、ティレトは床に寝かせた女王に水を飲ませているところだった。
症状が進行しているのか。
「なんだっ」
「王剣の代表者を呼べ」
「要らん。私に言え」
「カーリャは魔女の差し金で毒を盛ったんだ。連中、軍を挙げてここに攻めてくるぞ」
「なにっ!?」
王城島はそれなりに防備が厳重な施設だが、近衛の第二軍は島の中にあり、王城は城壁で直接守られているわけではない。
むろん、女王
本隊は王城島の別のところにある要塞を駐屯地にしている。
あらかじめ兵を配しておけば、第二軍は第一軍と直接衝突しないで、王城だけを電撃的に攻め、数百人の抵抗を蹴散らし、俺たちを殺すことができる。
そのあとカーリャを唯一の王統として担ぎ上げて、お触れを出せば、第一軍はもう動けない。
「防備を固めて、防衛装置があるなら作動させておけ。ここに来させるな」
キャロルを見ると、メイドに水を飲まされていた。
まだ意識はあるようだが、辛そうだ。
叫びだしたかった。
本当に第二軍が来るのか?
だとしたら、王剣がどれだけ侵攻を妨害できたとしても、それに意味があるのか。
袋のネズミじゃないか。
包囲を突破して逃げる?
俺以外は全員神経毒にかかってしまって、歩くこともできない。
スズヤとキャロルに至っては妊婦だし、スズヤのほうはお腹がかなり大きくなっている。
毒がなかったって難しいのに。
全員を担いで逃げるか?
できるわけがない。
ホウ家の軍に助けてもらう?
来るまでに数日もかかる。別邸に居る兵は百人程度だ。
どうすればいい。
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