花言葉 アヤメ(5月10日)

 先日の雨が嘘のように、暖かい日が戻ってきました。今朝、BOOTHで通販してる同人誌の発送のため、お散歩がてらコンビニに行きました。往復5,000歩くらいですからプチ散歩ですね。

 公園やご近所の庭先では、ツツジやサツキが咲いている横で、アジサイが花芽をつけ始めていました。夏が少しずつ近づいていますね。


 初夏を感じさせる花のひとつが、5月10日の誕生花『アヤメ』です。先日のまとめ紹介にも入っています。

https://kakuyomu.jp/works/16816700428347254810/episodes/16817330656913201193


 実は花言葉って、お花ひとつに複数日が当てられてることが多いんですよ。

 アヤメですと、4月17日、5月5日、5月10日、6月6日になります。


 先日のまとめで、簡単な見分け方として、アヤメは乾燥した土地を好み、ハナショウブやカキツバタは湿地を好むと書きました。

 アヤメはお庭に適していますが、カキツバタは水辺、池のほとりとか水中に茎が少し浸かる湿地を好みますので自宅栽培は難しいです。ちなみにハナショウブは、アヤメとカキツバタの中間の湿地を好むので、やはり庭で育てるのは難しそうですね。


 もうひとつ、見分け方を紹介します。せっかく花言葉を紹介するエッセイですから、お花の見分け方も「花を眺めて」の方が良いですよね。


 それぞれ、花びらのつけ根当を見てください。特に花色が濃い紫のものを見ると分かりやすいです。

 アヤメには網目模様があり、一番柄が華やかです。カキツバタは白い筋が入っていて、ハナショウブの筋は黄色になります。

 三つを並べて見比べることはそうないと思いますが、似た花姿でも、ちょっとした表情が違うものなんですよね。


 『アヤメ』の花言葉は『よい便り』『メッセージ』『希望』です。由来はギリシャ神話です。


 美しい侍女イリスは、ゼウスの妻ヘラに可愛がられていました。しかし、ゼウスに幾度なく求愛され、困り果てたイリスは、どこか遠くへ行かせて欲しいとヘラに懇願しました。

 ヘラは願いを聞き入れ、七色に輝く首飾りをイリスの首にかけ、神の酒を3滴その頭にふりかけました。すると、イリスは虹の女神へと姿を変えたのです。

 ふりかけた酒のしずくは地上に落ち、それがアイリス(アヤメ)の花になったと云われています。


 イリスはヘラの伝令使でもあったことから、花言葉に繋がったのでしょう。

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