花言葉 ハナニラ(3月26日)

 連日の雨に、少し春が遠退いた気がする週末ですね。

 三月下旬から四月にかけての雨を春雨と言います。でも、春雨と聞くと料理に使う春雨を思い浮かべる方の方が多いかもしれませんね。我が家でも「春雨って聞くと何を思い浮かべる?」と聞いたら、口を揃えて料理に使う春雨だと言われました。

 麺の春雨は、生地を茹でる時、ところてんのように押し出してお湯に落とすんですよ。その様子がまるで春に降る雨のようだということで、春雨って名前をつけたそうです。

 花散らしの雨と思うと悲しいですが、春雨と思うとちょっとほっこりするような気がします。


 さて、3月26日の花言葉は『ハナニラ』から『悲しい別れ』『耐える愛』です。

 星の形をした可愛らしい花姿ですが、その色が白や青みがかったものであることから、憂いを感じたのでしょうか。ちょっと悲しい花言葉ですね。

 最近では、ピンクのハナニラもあるそうですし、この花言葉もアップグレードされるかもしれませんね。


 ハナニラと聞くと、ニラの花かと思われますよね。

 実は食用で花ニラと呼ばれる野菜もあります。美味しいんですよね。花が蕾の状態で食べるんですけど、個人的にはお浸しで頂くのが好きです。昔は農家さんにお裾分けして頂かないと手に入らなかったのが、最近は売り出すスーパーも増えましたよね。


 なお、本日取り上げている観賞用のハナニラはイフェイオン属の植物です。こちらのハナニラは毒性があるので、食べないでくださいね。

 匂いがニラによく似ているので、野菜の花ニラと間違えて食べたりしたら、お腹を下して大変な目に遭うそうですよ。


 ちなみに、野菜の花ニラの旬は初夏から秋にかけてのようです。観賞用ハナニラ(インフォイオン)の時期は3月です。

 スーパーで購入する場合は心配ありませんが、家庭菜園をする際は、開花時期も頭に入れて気を付けると良いかもしれません。その前に、観賞用と野菜を側に植えないように心がけることが大切なんですけどね。

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