花言葉 オーニソガラム(2月27日)

 先週末、家の用事で富山まで行っていました。到着した日は気温も高めで過ごしやすく、ダウンコートが暑く感じるほどでした。

 拍子抜けする程の穏やだったのに、その翌日は雪空でした。気温もぐんっと下がり、10度近くの寒暖差は体に堪えましたね。


 関東に戻り、新幹線を降りた時、こっちはダウンコートがいらない季節にはなってるんだなと、変なところで春を感じました。


 さて、2月27日の花言葉は『オーニソガラム』から『純粋』『才能』です。

 真っ白な花が春に開花することから、この花言葉のイメージがついたのでしょう。


 オーニソガラムの英名はStar of Bethlehemベツレヘムの星と云います。これは、キリスト教生誕時に現れた神聖な星のことです。オーニソガラムの花姿が、その星の形を模しているとされています。

 なお、海外での花言葉はpurity純粋、reconcilia和解tion、hope希望となります。異名の意味を知ると、少し宗教色を感じますね。


 私も、オーニソガラムは始めて聞く花の名前だったんですよ。調べてみると、100種類を超える植物のようで、ヨーロッパやアジア原産の耐寒性種と、南アフリカ原産の半耐寒性種があるそうです。

 球根で春咲きと夏咲きのものがあり、うまく管理すれば春から夏まで様々な種類を楽しめそうです。しかも、丈夫で育てやすいようですし、鉢植えでも地植えでも栽培が出来るようです。初心者向けかもしれませんね。


 日本に渡来したのは、明治末期から大正初期だそうですよ。

 ユリにも花姿が似ているので、今も昔も日本人好みだと思うんですよ。でも、花の名前が覚えにくかったのでしょうか。知名度的には、明治の頃から日本に入っていたとは思えないですよね。


 近年ではオーニソガラム・シレソイデスがウェディングフラワーとして人気になっているようです。花穂が開くと真っ白な星形の花が集まる姿は豪華ですし、花もちも良いのでお祝いの席には最適でしょう。


 また、シレソイデスに似ているオーニソガラム・ダビウムは、黄色や橙色などの鮮明な花色をしています。可愛らしい花色で育てやすいこともあり、人気になっているようです。

 球根というとチューリップ、水仙に飽きた人にも好まれるのかもしれませんね。

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