花言葉 カランコエ

 昨日、久々に眠りが浅くて夜中に何度も目が覚めてしまいました。おそらく、お昼寝をしてしまったからと、ここ最近、甘いものをついつい食べてしまっているせいですね。

 かかりつけ医に怒られるやつ、と思いながら、昨日はTimTam(オーストラリアのお菓子)を一つ食べてしまいました。反省。


 来週はちょっと忙しいので、花言葉エッセイをお休みする日が多いかもしれません。

 その前に、12月11日の誕生花『カランコエ』をお届けしたいと思います。


 名前に聞き覚えない方も多いかもしれません。私も写真を見て、ああこれね!となりました。赤い花がよく目立ちますが、白やピンク、黄色などもあります。八重咲きのものはとても華やかで、贈り物にも良さそうな花ですね。


 和名は紅弁慶ベニベンケイといいます。

 弁慶と言えば、源平合戦で有名な源義経の家来の武蔵坊弁慶の事ですよね。その身を挺して敵から義経を守り、薙刀を杖にして立ったまま死んだ「弁慶の立ち往生」という伝説があります。


 弁慶の生き様は、まさに強靭で生命力溢れるものだったと言えるでしょう。その強さにカランコエを重ね、代表的な花の色を沿えた名前になったと言われています。

 寒さに強い吊り鐘状の花姿は、とても愛らしいので、武骨な名前とのギャップが印象に残ると思います。


 そんな『カランコエ』の花言葉は『幸福を告げる』『たくさんの小さな思い出』『あなたを守る』『おおらかな心』です。

 釣り鐘状の花姿から、幸福の鐘がなる様子を想像したり、小さくて可愛い花をたくさんつける姿が小さな思い出に繋げたのでしょう。また、あなたを守るやおおらかな心は、和名の紅弁慶からきているのだと思います。


 冬に強い植物は、毒性があることがあります。例えば、ピラカンサやナナカマドなどの赤い実は、毒性があるため寒い冬でも腐りにくいと言われます。寒さが進むにつれ、毒が分解されて鳥が食べるようになると言う話は、以前にしたと思います。


 カランコエも毒性がある植物です。植物全体に毒があるようで、ペットが謝って食べて死亡した事例もあるそうです。

 とても可愛い花ですが、ペットを飼われているお家では庭に植えず、鉢植えの置き場を考えた方がいいかもしれませんね。

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