花言葉 フジバカマ
秋から冬にかけ、公園や民家からも花姿が減っていきますね。
先日、近くの公園にトラックが停まっていました。小さなトラック一台停まるのが精一杯のような小さな公園で、遊具も置く場所がないような狭さです。
いつも綺麗な公園なので、付近に住まれている町内会の方が花の植え替えとかしてるのかと思っていました。どうやら、定期的に公的なメンテナンスが入っていたようですね。
トラックが去ったあと、終わりを迎えた花がなくなっていました。
そこから500百メートル先くらいでしょうか。遊具のある少し大きな公園は、放ったらかしの花もあって、この差は何なのかな?と思ったりもしたのですが……
どこかの誰かが手入れをしてくださるから、町中の花を楽しむことが出来るんですね。当たり前のことですが、改めてありがたく思いました。
さて11月6日の誕生花は『フジバカマ』です。今朝、Twitterで1ヶ月早いピラカンサを紹介してしまいましたが、こちらでは、フジバカマの話をしたいと思います。
フジバカマの名を聞いたことがある人も多いと思います。古くから愛され、秋の七草としても名を連ねていますね。
この花、環境省のレッドリストにも載る準絶滅危惧種だそうです。
水辺を好む花で、河川敷などに咲いていると言われています。私はあまり川辺を散策したことがないためか、それほど見た記憶がありません。川辺を歩かないからと思っていましたが、数を減らしているのが原因のようですね。
どうやら、護岸工事が原因で数を減らしたそうです。洪水から町を守ることも大切です。でも、古くから愛される花が数を減らすのも、悲しいですね。
小さな小花が集まる『フジバカマ』の花言葉は『ためらい』『遅れ』です。
これは、集まるフジバカマの蕾が少しずつ花開いていくことからついたそうです。
フジバカマの葉は乾燥させると、甘い香りがするそうです。そのため、中国では古くに芳香剤として使われた歴史があるそうです。香り袋に入れたり入浴剤にしたみたいです。
香りは、桜餅みたいだという話です。もしもお風呂で甘い香りを吸ったら、桜餅を食べたくなっちゃいそうですね。
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