花言葉 グロリオサ その②
秋と言えば、読書の秋、スポーツの秋、そして、食欲の秋!
ここ最近、晴れ間を見ることもなく、寒さも増して温かいものが恋しい日が続いています。スーパーでも熱々の焼きイモが、売り出されますよね。丁度、店の入り口に販売用の保温器があって、甘い香りが漂ってくるんですよ。
我慢、我慢。お家に帰って焼けば安くすむ。安く……我慢できない!てなることもしばしばです。
寒さが厳しくなってきた10月も下旬。所々で、まだムクゲの花を見かけたりもしますが、花盛りな民家は少なくなってきましたね。
そんな10月19日の誕生花は『グロリオサ』です。
以前、7月28日にも紹介しています。まさに夏の花!と思ったのですが……辛うじて9月も咲くようですが、日本での越冬は厳しいみたいですね。
それなのに、なぜ秋の花言葉にも選ばれているたのだろうか。ふと、疑問が湧きましたので、本日、グロリオサについて調べ直しました。
以前、ユリの仲間ではないと書いてしまいましたが、蔓性のユリ目の植物になるので、大枠では仲間になります。あとで、7月28日のエッセイも訂正しないとですね。
開花時期は7~9月。イヌサフラン科の植物……イヌサフラン!以前に綴ったコルチカムも、イヌサフラン科の植物で、有毒植物でした。
もしや、この有毒性が何か関係しているのかしら?と思って、厚生労働省の自然の毒リスクプロファイルを調べると……ありました!
全草に有毒アルカロイドのコルヒチンが含まれ、特に根の部分に多いそうです。しかも、山芋に似ているようで、誤って収穫し、すりおろして食べた死亡例もあるとか。致死量は 0.8mg/kg……なかなか恐ろしいですね。
山芋の収穫も、秋になりますよね。
こちらは頑張れば家庭菜園で栽培も出来ますし、美味しいですよね!そのすぐ側にグロリオサを植えていて、一緒に収穫してしまったなんて事例もあるそうです。
つまり、グロリオサを食べちゃダメだよ!て注意喚起を込めて、秋に花言葉を設定した……?
ちょっと無理があるかしら。でも、秋はお花を楽しむ時期ではないので、私の中では有毒植物につき注意と結論付けました。
『グロリオサ』の花言葉は『栄光』『勇敢』です。
その鮮やかな花からついた花言葉ですが、根は絶対に食べないでくださいね。勇敢と無謀は違いますからね。
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