花言葉 ブバルディア

 以前、何色が好きかという質問をされことがあります。そのとき思い浮かべたのが、花の色なんですよね。赤青黄色と書くと単純ですが、同じように見える赤い花も、ちょっとずつ風合いが違うというか、同じじゃないんですよ。

 そして、違う色が集まった花束を想像すると、すごくワクワクするんですよね。


 色とりどりの花を引き立てるのは、カスミソウやホワイトレースフラワー、スターチスあたりの小花でしょうか。どれも白色が素敵で、様々な花の良さを引き出してくれますよね。

 白い花だけの花束も素敵ですよね。実は、カスミソウだけの花束が好きだったりするんです。


 でも、一番好きな色が白かと聞かれると、悩ましいんですよね。どんな色も味があって綺麗ですし、他の色との兼ね合いで顔も変えますからね。


 10月10日の誕生花『ブバルディア』も様々な色を持つ可愛らしい花です。

 白やピンクの花姿が多いイメージですが、水色や赤、黄色にうす緑、紫と色とりどりの花姿を見ることができます。

 小さく愛らしいので、白いブバルディアをカスミソウと一緒に添えるのも素敵ですよね。海外では、ブライダルブーケとしても人気があるそうですよ。


 ブバルディアの名は、ルイ13世の侍医でフランス王室庭園長でもあったシャルル・ブバールの名前に由来するそうです。

 多くの原種を掛け合わせ、様々な園芸種が誕生したことから、花言葉は『交流』『親交』『情熱』などになったと言われています。

 真っ赤なブバルディアもとても素敵なんですよ。大輪の花ではありませんが、赤いブバルディアを集めて花束にすれば、情熱を感じる素敵なものになると思います。

 情熱を傾けて、色とりどりの園芸種が誕生したのでしょうね。


 残念なのは、寒さに弱い花だということでしょうか。日本では、温暖な伊豆大島で栽培されていると聞いたことがありますが、一般家庭では鉢植え栽培も難しいそうです。

 花屋さんでの切り花として取り扱われていますし、花言葉『親交』にかけて、友人の誕生日に贈るのも良いかもしれませんね。


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