花言葉 ナスタチウム

 朝晩がずいぶん涼しくなってきたので、朝の散歩を再開することにしました。夏の間は、暑い日差しに負けてサボりがちだったんですけどね。


 一ヶ月ぶりでしょうか。

 昨日は、近所の神社まで往復一時間弱、歩いてきました。久々に通った公園の脇道は、雑草がこんもり。ハート形の大きな葉をした蔦や、イネ科の雑草がわんさか行く手を阻んでくれました。

 すぐ横の民家から種がこぼれたのか、大葉やミントまでわさわさと生えていましたね。歩く度にスカートに葉が擦れるほど、狭い道がさらに細くなっていて、これは蚊に刺されそうだな……と思っていたら、見事、刺されてしまいました。まだまだ、虫除けが必要そうです。


 大葉といえば、夏場の食卓に欠かせないと思うんですよ。日埜和家は香味野菜大好き一家なので、今年の夏もたくさん、大葉を刻みましたね。そろそろ旬は終わりそうですね。


 9月6日の花『ナスタチウム』も、サラダにぴったりで、香味野菜のような特徴を持つ食用花エディブルフラワーなんですよ。花と葉、実も食べられます。

 別名を凌霄葉蓮ノウゼンハレンと言われるように、花姿はノウゼンカズラのような華やかさで、葉がハスのような丸い形をしています。


 サラダで食べたことがあるんですが、少し辛みがありましたね。カイワレ大根とかワサビ菜みたいな感じのピリッとした程よい辛さです。

 マスタードの代わりにサンドイッチに挟むと美味しいらしいんですよ。確かに、ハムやベーコン、ローストビーフあたりと合わせたら美味しいかもしれませんね。刻んでクリームチーズと合わせて使うのも良いかも。

 近所のスーパーで手軽に買えるなら、試してみるんですけど。さすがに、そう簡単にはお見かけしないですね。


 そんな食べても美味しい『ナスタチウム』の花言葉は『愛国心』『勝利』『困難に打ち克つ』です。丸い葉を盾に、赤い花を血に染まった鎧に見立て、敵や困難に立ち向かう姿勢を表したと言われています。

 ちょっと、由来は物騒な側面を持ち合わせていますが、それほど古くから身近だった花だとも言えますね。

 ちなみに、日本には江戸時代に持ち込まれたそうですよ。

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