SEX MACHINE(漫画)
西風先生のバイク漫画「SEX MACHINE」を読みました。
西風先生と言えば「GT roman」が真っ先に浮かんでくる方も多いと思います。
GT romanでは、メイン主人公(ってのも変な言い回しですね)である喫茶店のマスターがいて、そのお店の常連さん達、またお客さん以外でも個性的な車のオーナー達が沢山出てきて、その登場人物全員が主人公で、様々なエピソードがオムニバス形式で描かれています。
対して、SEX MACHINEは時間経過もストーリーも一本のオーソドックスなストーリー漫画です。そして大事なことなのでもう一度言いますが、なんとバイクがテーマ!
そして原付という50ccメインの限られたシチュエーションながらも「あー、知り合いにいたわ、こういう人」って感じで、本当にいそうな一癖も二癖もあるキャラ達が主人公と見事に絡み合って物語が進んでいきます。
さてバイクです。
カスタムも含めた蘊蓄も原付の魅力ですが、それがありすぎると読み辛くもなる諸刃の剣。SEX MACHINEではその塩梅が丁度良くて、GT romanでもお馴染みなユーモアと爽やかな
単行本の巻末には作中に登場するベンリィの製作記もあり、これが結構な
あと、海外の漫画なんかを読んでいると猫や犬の鳴き声が一瞬よくわからない擬音で表されていて、少しタイムラグがあってから「あぁそういう風に聞こえてるのか、確かに!」みたいな発見がありますよね。この作品でもこういった感覚が味わえて新鮮です。
バイク漫画は擬音も魅力! デデン!
走らなくてもバイク乗り! 笹岡悠起 @yv-ki_330ka
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