コレはただの、メモ書きです。笑

作者 Y.T

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★★★ Excellent!!!

 人は皆『謙遜』をします。 ……当たり前ですよね。 それが『処世術』で、人間関係に必要不可欠な『潤滑油』ですから。

 特に、不特定多数の読者様に読まれる文章を執筆する際には、より強く気を遣わなければならないと思います。

 ところが!

 この作者様は、謙遜では無く、本当に『ただの、メモ』と思って書かれている……と思うのです。

 ところがところが!

 この『ただの……』という題名に騙されると……とんでもない『深さ』に叩きのめされる結果になります!

 嘗ての文豪達が命を削って原稿用紙に記した吐露や羞恥と同レベルの文才を、ご自身では『メモ書き』くらいにしか思っておられないであろう恐ろしさに震えました!

 因みに、この作品は、この作者様が既に発表されているエッセイや小説とセットで楽しむ構成になっているので、これも計算では無く(……いや、これはもしかしたら多少、計算の上かも知れませんが……)ご自身の宣伝にもなっている事を含めて考えると、その『クリエイター』としての能力、さらにその作品を『プロデュース』する手腕等、この作者様は、これからどんどん大きくなられる……という予感が致します。

 ……仮にも小説を書いている私は、モーツァルトの才能に嫉妬し続けたアントーニオ・サリエリの気持ちを、今、痛い程感じております。

★★★ Excellent!!!

きっとプロデビューしたら、もうかけない、刹那を切り取った、剥きだしの作者がそこにある。

書き方やPV 獲得についてテクニックを語る作品は多い。それは勿論、投稿者の血肉になり、うまく学べば数字が返ってくる。
この作品は、自分の作品の在処、源泉、パッションを向ける先というか。そうした作品の「コア」を白日に晒し、いかに表現するかを模索する「求道者の日誌」とよむ。
隠喩が多い彼の作品を、自分がどう「読んでしまったか」に対するアンサーもついている。汚れちまったおのれを直視する度胸はあるか?と自らの読者層を挑発するかのようだ。

憧憬と情動が詰まった、禁断の箱である。