毎日面会に来られるかつこさん

脳梗塞で倒れ、入院している旦那さんに会いに来る

毎日面会時間いっぱいを旦那さんと共に過ごす

心無いスタッフはかつこさんへ

「こんなことをするなら、家で見てればいいじゃない」

そう言った

それができるなら、すでにしている

かつこさんも病気を持ち、在宅で旦那さんをみることができないから

この形

家族への声かけ　思いやりを持つようにと上から皆へ指導があった

このような時には、届いて欲しい人には届かない

かつこさんは傷つきながらじっと耐えている

私がそれを謝ると「わかってくれる人がいる、それだけでいい」と

私と数名がかつこさんを労り、「奥様が倒れないでくださいね」と声をかけ続ける

旦那さんが旅立たれると、まもなくかつこさんも後を追うように旅立たれた

「お父さんが大切だから」というかつこさん　

天国で誰にも何も言われずにずっと仲良し過ごされていると思う

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