《六話》諍(いさか)い果てて?
オラングルド湿地帯――そう呼称されたのがこの大地だ。
草も生えないからか、辺りに動物の姿は見当たらない一方、そこら中に存在する黒い影が、ぬらぬらと這いまわる姿が見える。
「あれが、次のお前らの相手だ」
大きさにさほど違いはないが、人間が歩行する位のスピードで辺りを動き回る人型の泥の塊。
「
「え? 今日はその……何も無いんすか?」
「移動日は基本的に現地に着いた後は自由にさせている。特に何か縛りがある訳でもなく、行軍で疲れたと思ったのなら休むのも、先を見越して訓練に精を出すのも自由だ……好きにしていいぞ、フフ」
それだけ言うと、マルバは監督官の居住区域へと戻っていく。
彼らにとっても半休のようなものなのかも知れないが、こちらを試す様な嫌な笑いを残していた。
油断はしない方がいいのだろう。
「くそ、おっさん達は自由にサボりやがって……。たりぃなぁ、俺らも今日は適当に休もうぜ? どうせ明日まで何もねえんだし、後で頑張ればいけんだろ。ふぁあ……」
コウタは欠伸をして天幕に引き返そうとするが、それをセオは逃さなかった。
「お前……昨日の事は綺麗さっぱりかよ。どんな相手なのかもろくにわかってないんだぞ。疲れていても、話し合いには取りあえず参加しろ」
「ああ? るせーぞ仕切んじゃねえ! 俺は自由にやんだよ! 離せ!」
「ふざけるな……お前みたいな奴のせいでそう何度も迷惑を掛けられてたまるか!」
コウタがセオの掴んだ手を乱暴に払おうとするが、彼は離さずにそのままコウタの襟首をつかみ……睨み合いとなり剣呑な気配が漂う。
土を踏み荒らす音に、気付いたアキ達三人が顔を向けた。
「はぁ……もうやめてよね。これだからガキは」
「ね、ねえ、止めないの……?」
疲れた息を吐くイツミの横で、どことなく非難するようにカホがアキを見上げる。
争いごとが心底嫌いなのか、その語尾は震えていたが、そんな希望にこたえてやる義理は無い。
「僕が? 言いたいことが有るなら、見沢さんが言えば?」
「だって、私……。男の子……怖、くて」
岡田の言葉はアキの心中に苛立ちを募らせていた。
こんな子供じみた
アキが返した剣呑な視線を受け止めきれず、彼女は下に目を逸らして長めの前髪で瞳を隠した。
「人にそういうの……言わせるように仕向けるのは卑怯だろ」
アキの
その様子を見てうんざりしたのか、イツミが口を挟んだ。
「言ってることは正しいけど、ちょっとキツ過ぎなんじゃん? 同じ班員なんだから、もう少し仲良くっていうか、気を使ってよ」
「仲良く……?」
アキにはそれは、やけに癇に障るような受け入れ難い言葉に聞こえ、怒りを通り越して笑いが出そうになった。
「……都合良いな君らは。自分達が嫌な時だけ当たり前のように口に出すんだね、そういうこと。『仲良く』? それ、僕が苛められた時にあいつらに向かって一度でも言ってくれたかい?」
仲良く、なかよく、ナカヨク……仲良くって何なんだよ? 仲良く手を取り合いましょう? 誰と誰が? 僕らと、君達が……?
仲良く……協力する? 有り得ない。
よろしく、ありがとう、いっしょに頑張ろう……そんな言葉を言い合うのか、友達みたいに?
……友達って何だったっけ?
『仲良く』――それはお互いがお互いを尊重しようという気持ちがあって初めて成り立つ関係なのだ。こんな寄せ集めの集団で、こんな零よりマイナスよりの感情しか向け合わないような人間達がそんな風に付き合えるわけがない。
「出来るわけないだろ、君達と仲良くなんて……! 今ここにいるのも、利害の一致でしかないんだ。先に君達が僕を疎外したんだろう。それが自分が嫌な時だけ、相手が必要な時だけ、そうやってすり寄るの? 気持ち悪いよ、それ」
ぞっとして二人が青ざめるのも構わないで、亜樹は暗い内心を吐露した。
後ろでは、セオとコウタが声を荒げ、つかみ合い、熱を帯びた怒声が大きくなる。
「止めたいなら、君らが勝手にやれ。僕は知らない」
「……うぅ、ぁぁぁ」
カホは耳を閉じてしゃがみこんだ。
(そうだ、何も聞かないように、そうしてやり過ごそうせばいい。前と同じだ、それでいいんだ……)
イツミも胸を押さえるようにして俯いている。
見たくないならここから去るなり、知らんふりをするなり、どうとでもしたらいい……アキはそう思っていたが、意外なことに彼女は真正面から向き直ると、アキの腕を掴んだ。
「須賀谷ぁッ! あたしは、あたしだけじゃない。内海も、見沢も、北上を探して来てくれた時はちょっとやる奴だって……何も出来ない奴じゃなかったんだって、見直したのに!」
「それだって、たまたま僕がこんな体になって、それで君らが助かったからじゃないか。僕は、自分に必要な事をやっただけで、君達に認めて貰おうと思ったわけじゃない。はき違えるな」
「……見損なったわよ!」
イツミは赤らんだきつい目でアキを睨みつけ、カホにも同じように怒りをぶつけた。
「あんたも……自分が言い出すんだったら、自分で動かないとだめじゃん! こんな風になるのが嫌で、黙って見てられないって思ったんなら、動かないと駄目なんだよ……ほら、立て!」
「……うぅ」
言った手前の意地もあるのだろう。気丈にも彼女はセオとコウタを仲裁しようと近づいて声を掛け始める。
「二人ともやめてってば! んな事してもなにもなんないじゃん! 一旦離れて落ち着いて話し合ってよ、お願いだからっ!」
「や……止めて下さいっ! ……止めて、止めてぇっ!」
カホもそれに触発されて、かぼそい声を出し始める。だが、セオは近づく彼女達を邪険に振り払う。
「邪魔だから近づくんじゃねえ! 話し合いでどうにかなるならとっくに……ガッ! テメェ!」
反論しようと振り向くセオの頬にコウタの拳が入り、彼の目が更なる怒りに染まった。
得意げに笑みを浮かべたコウタの腕が、脇下に絡めとられて極められ、痛みで体を傾けた所に鳩尾に拳が突き刺さった。一撃で勝負はつき、コウタの膝が土に塗れる。
内心でセオは手加減していたのだろうが、武道を学んだ人間が本気になればこんな物だろう。
「わかっただろ……北上、お前強くねえよ。お前なんか人を見下したり無茶したりできる人間じゃねえんだよ! いい加減分かれよ!」
「……るせぇ」
「あ?」
「うるせえってんだよぉ! 俺は負けてねえ、俺は弱くねえ! お前らと一緒じゃねえ!」
「……この馬鹿がッ!」
完全に頭に血が回ったセオは、追撃を仕掛けようとして、やむなく亜樹は腰を上げた。
理性が残っているか判断しづらい……下手に怪我人を増やすまでやらせるつもりはなかった。
これ以上続けてもしコウタを再起不能にでもすれば、訓練の継続に問題をきたし謎の魔導士達から罰される恐れもある。
だが、その必要は無かった。
セオの放たれた拳が、金色の柔らかい髪を揺らして、直撃する手前で止まる。
「っ……止めてって、言ってんじゃんかぁ!」
イツミが飛び出してコウタを庇ったのだ。
そして後ろからも、セオを止めようと必死にカホがしがみ付いて、頼りない声だったが、はっきりとした自分の言葉を口から紡いだ。
「もう、止めて……下さいっ! 駄目だよ……こんなこと。お互い辛くなるだけだもん!」
「俺は……こいつが話を聞かないから! 誰かが無理にでも、分からせないといけないだろ! 他にどうしろってんだよ……!」
意識が逸れたことでセオの中に理性がわずかに戻る。
その前でイツミは、分かって貰おうと懸命に言葉を尽くす。
「だからって、北上を痛めつけてさ……言うことを聞かせるのって、何か……違くない!? このままじゃ、あたし達お互いの事何も分かんないまま、ただ何となく自分が楽そうな方に着いてくだけで……。本当に何が嫌なのか、なんで駄目なのかわかんないままだよ、きっと。そんなのおかしいよ、あたし達……何で争ってんの……みたいな」
「――何でって……気に入らねえ意外に何があんだよ……! ムカつくからじゃねえのかよ!」
いち早くその言葉に反応を返したのはコウタだった。
ずっと鼻を
「ムカつくんだよッ! この空手馬鹿も、あのトカゲも……ちょっと強くなったか知んねえけど俺を馬鹿にしやがって! おめえら女共も俺を使えない奴みたいに見やがって、クソッ……俺が雑魚みてえじゃねえかよ! 違うだろ、雑魚はあいつだったハズだろ! なんでだよ! なんでこんなんなってんだよ!」
コウタは半泣きで亜樹を指差して地面を叩いた。
それを見て、カホも感極まったように声をわななかせた。
「ずっと怖くて言えなかったけどっ、私北上君の事大嫌いですっ! それって、自分がいじめられる側になるのが怖いだけじゃないんですか!? 自分より弱い人攻撃してないと、誰かを下にしてないとって、それ自分がそうなるのが怖いだけなんでしょ? 何もできないから、何かできるふりして、弱い人を攻撃して……この中で一番あなたが弱虫で、自分に自信が無いんじゃないんですか!?」
「んだとこのアマぁ!?」
威嚇するコウタに対しても、カホは引かずに踏みとどまり、赤くなった顔でぐっと見返す。
「ああ、あたし達、傍から見たら全員クズ野郎ですよ、こんなの。話も聞けない脳内までくるくるパーマの雑魚に、自分本位の押し付け空手馬鹿、強い人には逆らわないで右へ
この少女も色々抱えるものがあったのか、内心を吐露する声のトーンが徐々に歯止めが利かなくなってくる。
「でも……私、ちょっとでも、ましになりたいんですよ! まだ死んでないし! どうせブスだけど、ちょっとおしゃれとかしてみたかったし! 好きな人とか欲しかったし! こんなところ来ましたけど……皆どうしたいんですか! そんなに死にたいんですか? 私まだ、死にたくない……もうちょっと頑張りたい! こんなだけど、死にたく、無いんですっ!!」
よっぽど全力で叫んだのか、何人かの生徒が遠くからこちらを眺めているのが見えた。
カホはそのまま恥ずかしくなったのか、うずくまった。
腕から力が抜け、セオは脱力して上を見上げた。
視界に拡がるほんの少しだけ紫めいた空が、彼の頭から熱を取り去り冷やしていった。
「……死にたくねぇよなぁ。何でだろ……どうして――」
疲れた様に腰を下ろし、彼は白けた顔で目の前の人物を見やる。
「なあ北上、お前好きで……人を殴ったり、罵倒したりして気持ちいいからそうしてんのか? それとも、そうやって他人を
「俺は、怖くなんかねえ! ……そんなに弱くなんか!」
「俺は! 俺は……ずっと怖かったぞ。お前らも、周りも」
セオの静かな声で発せられた、独白めいた言葉は、その場にいた面々の心を小さく突いた。
「多分大多数の奴は、皆そうなんだよ。須賀谷への暴力や悪戯。ありゃどうしたって度を越えてた。だからこそ、俺達は自分がその対象になるのを怖れてそれを止められなかった。苦しまずに済む為に、戦うどころか考えることすら放棄して、一人をいけにえに捧げた。ただの卑怯者だよ、全員な」
「違う! 俺は、怖くなんかねえ! 俺はッ……あいつをっ」
コウタがぐずる様に頭を振り乱し同じ言葉を繰り返して……アキを見た。
アキもまた、彼を静かな黄色の瞳で見つめていた。
コウタはその言葉の先が続けられず、浅く呼吸を繰り返す。
そして、次第に自分を見ている周りの視線に怯え始めた。
「っは、ぁ……。俺は……俺は」
汗ばんだ彼の喉が震えて唾を飲み下し、歯を震わせながら放とうとした言葉。
……だが、それを聞くことは結局無く。
「――だよなぁ、コウタ」
…… 一瞬だった。
周りの空気が、その男の言葉だけで、黒く重いものへと変じた。
水の中よりも息苦しい、粘りを持った唾液にも似た、何かの口内に囚われているような、そんな感覚。
声の主は、堂々とその場に入り込んで来て注目を集め、震えるコウタを引っ張り上げて
それだけで、誰もが顔を俯けた。
それは紛うこと無き、支配だった。
コウタに向けられた非難めいた視線は何事も無かったかのように全て逸らされた。
「どうも馬鹿みてえに当たり前のことでごちゃごちゃ言ってた見てえだが、そんなに聞きたいならデカイ声で言ってやるよ! 俺達はそこのクソ雑魚を潰すのが楽しいからやってたんだよ! 骨の髄まで恐怖を染み込ませて、ぶっ壊してやるのが楽しくてなぁ。な、コウタ、そうだろぉ?」
港はコウタの顔を覗き込んでにたりと笑う。
二つの目と口。三つの三日月が弧を描く様な、黒く塗りつぶされた空虚な笑み。
コウタは血の気の引いた顔で追従の笑みを浮かべた。
「そ、そうだよ! ……俺は雑魚じゃねえ、あいつとは違う。お前らとは違うんだよぉ! ハハッ」
もうその場で彼らを見ているのは、第五班の面々だけだった。
セオは勇気を奮い起こすようにして港を何とか睨みつけたが、その唇は強張っている。
港はコウタの背中に肩を預けるようにして、セオ達を見下す笑みを崩さずにこう言った。
「なあ、提案があるんだ……。コウタはこれから、俺達の班で面倒を見てやるよ。何、規定レベルを下回るような真似はさせねえ。俺達は仲間だからなぁ……それでいいだろ? こんなクズどもと一緒にいるのはお前も辛いんじゃねえか? なあコウタ?」
「あ、ああ……そうするよ、それがいい」
イツミが全身を震わせながら、意志力の全てを振り絞って、コウタに問いかける。
「北上? ……あんた本当にそれでいいの!? あんたそのままじゃ……」
「るせえぞ時杉! コウタがいいって言ってんだ! お前にゃ関係ねえ!」
港のその怒声に怯え、足をよろめかせたイツミはカホにしがみ着き、二人で抱き合った。
もはや無駄だと分かっていたが、最後にセオは港では無く、コウタを見つめて言う。
「北上、本当にお前……それでいいんだな?」
瞳の奥にほんの少しの動揺がちらつくが、肩に乗った腕の圧力が増すと、コウタは迷いを振り切る様に班員達を拒絶して中指を立てた。
「う、うるせえよ! クズはクズ同士でつるんでりゃいいんだよ! 俺様が居なくなった戦力不足で吠え面でも掻いてろ、バ~カ!」
「カハハ……こういう事だ。まぁ……手前らも精々よろしくやるこったな」
港は最後に肩越しに亜樹をじっとりとねめつけると、愉快そうな笑みを浮かべコウタと共に去って行った。
もうその場には彼ら以外には誰も残っていない。
「……くそっ。嫌な所で出て来やがって」
膝を叩くセオの顔には冷や汗と苦渋が浮かんでいる。連帯責任である以上、人質を取られたのと同じような状態であると言える。他の班ならいざ知らず、港相手に。
一人で来ていたのは……もしかすると他の班員との交換を要求されても、この場にいないことを理由にして強引に押し通すか、のらりくらりと
イツミとカホはどっと疲れた顔でへたり込んで、暗い声で応える。
「……仕方ないよ、内海。あいつ恐すぎるもん。それより他の班から引き抜くとか、あんなのあり? ルール的に許されんの?」
「今度聞いてはおくが、多少の事は目を
イツミは納得のいかない様子で爪を噛み、一気に雰囲気が重く沈む。
だが、不意にカホの、小さくはあるが前向きな声が響きいて少しだけそれを和らげた。
「あ、あの……元気出しましょう!? 皆に酷いこと言ったのは済みませんでした……でも、あのまま教室にいた時より、私達ほんのちょっとですけど、前に進み出せた気がするんです。私今まで、苦手な人が何考えてるかなんて、知ろうともしなかった。でも今日、色んな事で皆苦しんでるのがわかって、凄く共感できたんです」
いつも髪で目線を隠すようにしていた彼女が今はしっかりと、顔を上げて堂々としゃべっている。
先程の争いは彼女にはまた違った影響をもたらしたようだ。
物事の良い側面を捉えたいという願いがその言葉からは垣間見えた。
「だから、北上君の事も含めて、私達がこれからどうして行けばいいのか、ちゃんと話し合って協力していきたいと思うんです……。この先この班でやっていくのなら、嫌なことはなあなあにしないで、ちゃんと納得できるように話し合える、そんな関係にできればなぁって……だ、駄目ですかね?」
最後の方はややトーンダウンしたものの、何とかカホは最後まで言い切った。
「うん、そうだね……あたしも、教室がずっと息苦しかった。決まったグループにいた時だけしか、気が休まらなくて……他にはきつく当たって寄せ付けないようにしてさ。へへ……でもちょっと今すっきりしてる。久しぶりに息が吸えたみたいな……そんな感じ」
そう言って笑うイツミも晴れた顔をしている。
「こんな状況だからこそ、気づけたのかもな……。北上の事ももう少し早くこんな風に話が出来てたらとは思うが……繰り言は言っても仕方ないか。またあいつの事は考えよう。須賀谷も、急に仲良くしろとは言えない。でも……必要な事だけでもいい、まずは俺達と話す機会を持ってくれ。そうすれば、たとえ少しずつでもお互いの溝を埋めることはできるはずだ」
そんな風に急速にお互いに歩み寄り始めた彼らだったが、アキはうんざりしていた。
纏まりのなかった彼らから初めてもたらされた歩み寄りの言葉であっても、それを受け入れることなど今のアキにはできようはずもない。
――どうせ茶番だ。こんな
そんな内心をオブラートで丸め込み、セオの言葉をやんわりと否定する。
「僕はそうは思えないけどね……ただし現状単独行動が許されていないから、無理に班の不利益になる行動は取りようがない。その範囲で僕は自分のやるべきことをやる……それだけだ」
こんな状況だから生まれた絆かも知れないが……これがこちらに来る前にもう少し早く起きていればせめてわずかなりとも救われたかもしれない。
アキはそんな遣る瀬無い思いを少しだけ抱きながら、彼らから目を背けた。
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