第17話 キャラが勝手に動き始めるとか言う、あれ

 私は作品によりますね。

 これから順次公開予定の作品群に関しては、予定調和です。私の言う通りに動いてくれました。

 素直ないい子たちでした。


 【空花】は問題作ですね。

 変えさせられましたもん、私。物語。


 本来の予定にあったものが大分狂わされていますよ、こっち。話数としては大分先の話になりますが、本来ああなる形じゃなかったんですよ。

 あらすじに書いてありますが、「どうしてこうなった!」。これ、実は花蓮ちゃんじゃなくて作者の台詞ですよ。


 だからもしかしたら現在で、えーと何話でしたっけ? 公開している今日分ので32話ですね。

 まだここら辺は言うこと聞いてくれているんです。

 ある時期に来て、言うこと聞いてくれなくなりました。


 途中までは予定調和で書いていましたので、読者さまも違和感は覚えられないかと思います。

 ある話まで来たら、「ん? え? そうなるの?」って多少なりとも思われる時が訪れるのではないでしょうか。


 私、自分で作ったキャラに負けました。

 自分のキャラに訴えられて負けるくらいなので、人様の意見なんて目にしたら目も当てられなくなると思います。


 本当にかなり悩みました。

 だって物語の根幹、予定の結末をも変更せざるを得ないような、大きな決断でしたから。

 本当にあの子はやらかしてくれますよ。

 麗花だけじゃなくて、あの子の産みの親である作者をも振り回すとは、どういうことでしょうかね。反抗期ですかね。


 まぁ私も結局あの子が可愛いので、ちゃんとそんな違和感ないように路線変更してあげましたけど。甘ちゃんです。

 【空花】に関しては完結させるまで、ずっとあの子に振り回されると思います。


 これもある意味、感情移入でしょうか。

 本当は本来こうなる予定だったというのを、物語が完結して後書きにでもぶっちゃけようと思います。ふぅ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る