薬念 〜ゆきちゃんと喫茶〜



夢葵ゆめき「ここはねー、ハンバーグプレートがおいしいんだよ」



ゆき「ハンバーグですか? おいしそうですね」



夢葵「そうそう」



侑希「お前いつも喫茶店行ってるよね。自分でごはん作らないの?」



夢葵「侑希だって作らないでしょ。弓槻ゆづきちゃんも含めうちは代々作れないの」



ゆき「じゃあ、私ハンバーグプレートにします」



夢葵「あたしもそれにしようかな。ひさしぶりにここのハンバーグ食べたいし」



侑希「三人とも同じのを頼むのもあれだよね。他に何かおすすめない?」



夢葵「ヤンニョムチキンかな」



侑希「? なんだって?」



夢葵「え? 侑希まさかヤンニョムチキン知らないの?」



侑希「ごめん。なんて言ってるかわからない。ヤン……ヨム?」



夢葵「ヤンニョム! ほんとに知らない?」



侑希「ゆきちゃん知ってる……?」



ゆき「もちろんですよ。ピリッとしてておいしいです。ヤンニョムは韓国の香辛料だそうですよ」



侑希「あー、韓国ねぇ……」



ゆき「どうしたんですか?」



侑希「最近なんでもかんでも韓国、韓国って感じじゃない? 大きなチキンとか綺麗な飲み物とか」



ゆき「?」



夢葵「気にしなくていいよゆきさん。こいつただこじらせてるだけだから。まぁ、騙されたと思って食べてみなよ」



侑希「そうだね。その、カクヨムチキンって食べてみるよ」



ゆき「あからさまにサイトの名前を出さないでください! わざとですよね!」



夢葵「イメージキャラクターも鳥だったっけ」



ゆき「兄妹そろってやめてください!」


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