春? 〜ゆきちゃんとあつつ〜
「あちぃ〜」
「暑いですね、今日」
「ね。今日の最高どのくらいだったろう? げ、28℃だって」
「ほぼ夏じゃないですか。っていうか、普通に夏じゃないですか」
「そういえば、もう半袖の人もいたな」
「28℃もあれば、半袖でもおかしくないですもんね。なんか春がもうどこかへ行ってしまいましたね」
「そうだね。ついこの前までアウター着てたのに、長袖が暑いくらいだもん。そろそろ掛け布団も変えないとだね」
「冬のあったかいもふもふの布団大好きなんですけど、さすがにもふもふでは眠れないですね」
「あ、でもあれだね。ゆきちゃん何か上着持ってきてる?」
「上着ですか? 今日はあったかいって天気予報でやってたので持ってきてないですよ」
「そっか。この時期はまだ夜は冷えるから荷物じゃなければ持ってきておいた方がいいかもよ」
「……ほんとですね。ちょっと涼しくなってきました」
「よかったら、これ着る?」
「いいんですか? 侑希さん寒くないですか?」
「僕は全然だよ。女の子の方が冷えやすいらしいから、気にせず使って」
「……ありがとうございます」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます