2023年

捨てざるを得ない

思えば君を中心に世界を作りすぎてた

「またいつか」って言葉を鵜呑みには

できなくなった国語の点数と倫理観


不信は罪だと目を逸らしたあの日に

手を振ったのは僕のほうなんじゃないか

縮まらない硝子板の向こうに存在した

世界の終わりを憂いて愛を濁らせる


わずかに期待を残して逝くくらいなら

客電なんかつけないで、このまま

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