光の線引き

地平線の先 溢れ始めた 散光線

空が告げる 今日がはじまる合図

世界がはじまる 世界に光が満ちる


そしてまた当たり前に夜がはじまる

待ち望んだ それとも 怖かったか


表舞台にて浮かびあがった 太陽光

ブザーと共に 僕は立ち位置につく


彼らが 脚光を浴びるときにこそ

僕は月となって この暗闇に灯る

僕は 今でも尚 月影を愛してる

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る