無力感というもの

 この世に与えられた

 自分の居場所などちっぽけなもの

 より大きな力に遮られ

 封じられ 時には奪われる


 努力して 結束して

 一センチ二センチ居場所を広げても

 それがやっと一メートルになったところで

 巨人が書き換えてしまう

 まるで私など存在していないかのように

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