幕間 IFストーリー 超短編
=コロ↑コロ↓コロ→、(1,1)『ファンブル』=
=コロ↑コロ↓コロ→、(6,6)『クリティカル』=
『ファンブル』→『クリティカル』時に発生する予定だったイベント。。。
「ふぁあぁぁ んーー ・・・ん?」
いつも通りの起床時間。朝の一連の流れの後、今日は休日なのでゆっくりとする予定なのだが・・・。
「・・・だれ???」
布団の中に知らない子が寝ています。
「え、え?(困惑)・・・え(恐怖)」
僕は一瞬で考えた。白銀にも見える髪の短い少女、型の高さで切りそろえられておりボブカットな髪型。全体的にシースルーな薄い服装で僕にしがみついている。僕には身に覚えのない状況で、全く理解できない状況で、、何をどうなればこんな状況になるのかわからないでありまして、、、その、その、、その、、、ね?
「だれ」
「ぅい、え、あ、お、おはようであります アドリアナ・ヴォフグ様!!」
「説明」
「はぃい! 私めには全く理解できない状況であります! サー!!」
「・・・ふーん」
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!ハイライトない!表情ない!人形的な微笑みで固定!僕は何もせずに固まるしかないであります!!
「・・・ぅ、う~ん」
あ、起きた。
「アナタはダレ」
リアナはそのままの表情で少女に話しかける。
「ひぅ」
「ナニシテルノ?」
「きゅぅ」
少女はリアナの問いかけにまともな反応をすることが出来ず、少女特有の高い声で声にならない音を出すことしかできていない。しかし、三つ目の問いかけには反応を示す。
「セイのナニ?」
「せ」
「セ?」
「セイなんて知らない!!」
状況もすべて無視して、僕にしがみついていた手を離し、僕を突き飛ばそうしたが、力が弱弱しく少女の方がころころとベットの上を転がってしまった。
「え? あの、え?」
リアナとしても予想外の反応であったらしく困惑している。
「せ、セイなんて知らないもん! 何でもないもん! ぅ、ぅえ 何もしてないもん! ふぇ お姉ちゃんに怒られるようなこと何もしてないもん! ぐす うぇえぇぇ~~~ー~ー~ーー~」
あまりの怖さに泣き出してしまったのか同じことを何度も呟きながら泣き続けている。リアナは困惑が続いているようで何をそればいいのかわからない様子。ここで僕が下手に慰めるのもなんか違うし、カオスな状況が朝の時間を彩った。
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「っていうループがあったんだけど、、、どうする?」
カ、カランコロンー♪・・・Σ(゚Д゚;)アラマッ
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