第20話 彼女と別れたから脱退する……なんて(終)

 あの一件を巡って、俺は休暇を破った罰、他の4人はやり過ぎだと厳重注意で留まった。 

 あと第3騎士団の団長と一部騎士の悪事がバレ、騎士団を追放されたとか。


 今回は色々あったなぁ。


 そして今日は……


「ユーくん!」


「ん? おお!」


 私服に着替えたシーラ、ルディー、レイネ、ティアナが続々とこちらに来る。


 今日は0団全員で出かける。

 全員でなんて久々だから俺も楽しみにしていた。


「ワンコ先輩ってたら、こんな美少女4人と出かけられるなんて幸せ者ですねぇ〜」


「あーはいはい。そうですね」


「ほらほら、私のこと可愛いって言ってもいいんですよぉ〜」


「カワイイネ、レイネチャン」


「ユ、ユベルさん……私の私服、似合ってますか……?」


「ああ、よく似合ってるよティアナ」


「早くお酒飲みたいわ〜」


「こんな朝っぱらから酒場にいけるか、ルディー」


「早くいこいこっ!」


「って、おいシーラ! そんなに引っ張らなくても場所は逃げないからっ」


 いつも通り、わちゃわちゃと賑やかな0団。

 俺はこの空間が好きだ。


「あっ……」


 どこからかか細い声が聞こえた。

 声の主を見ると……マーシャだった?


 何故、疑問系なのかというと、容姿も服装もボロボロだったから。


「あぁぁ……」


「あぁぁ?」


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」


すると、大声を上げて逃げてしまった。


 何事かと周囲もザワザワ。


「……お前ら、マジで何したの?」


 俺はシーラと先に帰ったのであの後の事は知らない。


 そう聞くも、「さぁ?」とはぐらかされるだけだった。


 しかし、彼女と別れたから脱退するなんてことは二度と言わないだろう。


「んじゃ、今日も元気にいこうぜ」


 すっかり吹っ切れた様子のユベル。

 ゼロ団の女子が全員、ユベルのことを好きで争奪戦が起こるのは……また別のお話。


           

              —完—




〈あとがき〉


 えー……ざまぁ感が弱いと感じたらすいませんm(_ _)m (先に謝るスタイル)


 どうしてもクズになりきれないというか、なんというか……。


 初めてちゃんとしたざまぁを書こうとしたことに免じて優しい目で見てくれると嬉しいです(>人<;)

(ざまぁ難しいですねっ)


 今回言いたかったのは「女の子、怖いよねー」と言うことです。


 最終回までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

 

『お疲れ様でした』と思った方は、星やハート、コメントを頂けると嬉しいです。



 

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聖騎士団の団長になりましたが、この度、彼女と別れましたので脱退したいと思います。 悠/陽南ゆうい @yuberu123

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