殺し屋と超能力少女 著:河野鯨助
※『一話だけ読みます』参加作品
殺し屋✖️超能力少女によるラブコメ!!
ここから感想。
一話だけ読む、という企画趣旨ではあるが『モノローグ』だけではあまりにも概要が掴めなかったので、モノローグと一話の感想となる。
では、まずモノローグから。
第三者視点で伝承のように、主人公や英雄について語られていく王道のやつ。
この方法以外だと、最後のシーンをあえてプロローグに持ってくる手法がよく見られるやつかな。
変に凝ったことをするのではなく王道に従ったプロローグはやはり読みやすい。
少し気になったのは、『殺し率』という単語だ。
あまり聞き覚えがない単語で、少し幼稚な印象を受けた(私だけかもしれない)。
率、という言葉は感じで統一された単語についていたほうが、このプロローグにはあっているような気がする。
このプロローグはおそらく重い印象を与えたいもののはずだ(設定がそもそも軽くないため)。
なら、暗殺家業をしている、と事前に銘打っているのだから、任務の成功率、だとか暗殺の成功率、だとかそういった表現を使ったほうがよりプロローグに深みが出るのかな、なんて思った。
ただ、これはあくまで個人の意見だ。そこまで重く受け止めなくてもよい。
さて、次は一話。
この一話はある種、説明を放り投げたプロローグに対する受けにあたる場所。
受け方も、長ったらしく受けるのではなく端的にやりたいとこまで物語を動かしていて、良い出来だったように思う。
と、いうのが内容のみについて。
ここからはちょっとしたアドバイス、というか当然のルールにせっかくだから記す。マイナスなことは一切見たくない、という方なら見ないほうが良いかもしれない。
いや、でもそこまでマイナスなことは言わない。見ても大丈夫かもしれない。
というわけで入る。
まず、文頭を開けたほうが良い。
作文などを書く際に学んだとは思うが、文章というのは文頭を開けるものである。これは小説でも例外ではない。
これを守ってないだけで、『初心者が書いてやがるわ。どうせ面白くないんだろ』と偏見が入った状態で読まれることも少なくない。守ったほうが良い。
もちろんweb小説を読んでいるライト層はこんなこと気にしないが、きちんと書いている『深い感想を書いてくれそうな人』は気になる人が多いはずだ。
それともう一つ。
『…』などの記号は偶数回で使うのがルール。
これも上と同じ理由で偏見が入った状態で読まれるようになる一つの理由だ。特にこだわりがないのなら守ったほうが良い。
あと、キャラの名前はどれだけ簡単な読み方でも初出のときは読み方が欲しいなぁ、と私は思った。別にいらないかもしれない。
こんなものだろうか。
もう少しアドバイスが欲しい、との要望があればルールについて再び加筆しよう。
それでは。
作者URL:https://kakuyomu.jp/users/Kujirra
作品URL:https://kakuyomu.jp/works/16816700428523029897
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