怪奇短篇書架 〜呟怖〜

怪奇短篇書架 〜呟怖〜

著者:縁代まと 様

作品url(https://kakuyomu.jp/works/16816452219022247052


 なんだこの話数は……。

 こういう物量でくるタイプは正直予想しておらず、ついしり込みしてしまいました。さすがに全部感想書くとなると莫大な字数になってしまうので、お気に入りをいくつか。


・第1話 おおい、元気か。

 いきなり好き。具体的に時期が記されているのも怖さに拍車をかける。語られている今はいつなんだろう、何年にわたっているんだろうとおもうとぞわっとする。


・第30話 眠らず眠る

 父母から子供たちに受け継がれる恐怖の連鎖の物語。末子の選択や、いかに。


・第92話 料理上手の彼

 日本神話のアレだ!! 殺された側でなく殺した側が「調理済み」というのがひねっていて面白い。淡々とした語り口ゆえに最後の「対策」が現実的でありながらもどこかシュール。


・第141話 返事をしてはいけません

 そんな立場の人にそうやって言われたら返事をせざるをありません。山に入った時点で、すでに山神様と入れ替わっていたか、とりつかれていたか……。


194

・第210話 招き入れた猫

 猫の模様部分が……というのが秀逸。第1話と言いこれといい、「入ってきちゃう」話が好き。


 ほかにも癖のある話がゴソゴソあるので、読み手の皆さんはお気に入りの怪奇を見つけに行ってみてはいかがでしょう。

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