二 地獄への応援コメント
鬼の巣、めちゃくちゃ迫力がありますねー!
おもしろくて一気に読んじゃいました!
一 不帰への応援コメント
一話から凄くひきつけられますね!
ストーリー構成がお見事です!
七 獄変への応援コメント
世界観に引き込まれてここまで一気読み!
まだ未完ということで
こちらにて感想と応援失礼します。
世界観がすんごいよく作り込まれていて
よかったです。
さらに司馬遼太郎の作品を思わせる
アクションシーン、
かっこやすぎます。
キャラもすごく際立っていますね〜
いいとこで終わってるんで
早く続き読みたいです
作者からの返信
りかのすけ様、コメントありがとうございます。
ご返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんっ!
一気読み!
う、嬉しいです……っ!
たくさんのお褒めのお言葉、ありがとうございます。
励みになります!
司馬遼太郎ですか……読んだことがないので、ちょっと拝読してみようと思います。
今、公募用でメインで書いているのがなんか違う気がして、当作品を一般文芸に書き換えて出そうかとも思っています。
続きは……も、もうちょっとお待ちください!
二 地獄への応援コメント
あまりホラーカテは読んだ事が無かったのですが(元々ホラーが苦手なので)、この作品はファンタジー的な要素もそこそこあり、自分でも読み進められそうです。
設定などのネーミングやストーリーの組み立て方が絶妙でとても勉強になります!
作者からの返信
ケントゥリオン様、コメントありがとうございます。
ご返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんっ!
ホラーがお苦手とのこと、少しご無理させてしまったようで申し訳ないです……。
1章のホラー要素は2話で終了なので、もしも、もしも!ご興味がございましたら、1章メインの3話をよろしくお願いします。
ストーリー構成には頭を悩ませたので、とても嬉しいです。
ありがとうございますっ^^
五 再起への応援コメント
作者様が開催されている自主企画に参加させていただいております。
一章読ませて頂きました。
一話からすぐに引き込まれ、ダークな雰囲気、緊張感が伝わってくる表現、今後の展開の想像と期待。
語彙力が無く、恥ずかしいのですが『凄い』という感想です。
終わりまでの構成も考えられているようで今から楽しみです。
所々難しい読み方の漢字があって「これ何て読むんだっけ?」という部分もありましたが、まぁこの作品全体にとっては些細な事ですし、読み手の問題かと思います。
僭越ながら、レビューも書かせて頂きます。
今後も応援させていただきます。
作者からの返信
@ushi9様、コメントありがとうございます。
ご返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんっ!
時間が取れ次第、最優先で御作にお邪魔いたしますので、もう少々お待ちください〜!
嬉しすぎるお褒めのお言葉と素敵なレビューをありがとうございます!
難しい漢字……どこだろう、もう少しルビを増やしてみますね。
どうぞ末長くお付き合いいただければ幸いです。
三 邂逅への応援コメント
作り込まれた世界観、情門の心理描写や細かく練られた設定、セリフから地の文の言葉端まで気の行き届いた本当に傑作と思います。まだ序盤ですが、私の語彙の知識不足から情景を理解するまでに時間がかかっています。ですが咀嚼すればするほど味濃く世界が広がる素晴らしい作品です。
初めてのミッションを思考力と優しさで乗り越えてしまう主人公のカリスマ性も露呈し、これから読むのが楽しみです。また時間がかかってしまうかもしれませんが……
初見から遅くなりましたが区切りの良いところまでやっと読めました。これからも自分の中で噛み砕きながらゆっくり目を通したい作品と思います。
作者からの返信
井上千鶴様、コメントありがとうございます。
なんか……めっちゃ褒められてる……あったかい……。
んっ? 傑作!?
わわわ!?
ありがとうございます!!!
どうぞ末長くお付き合いいただければ幸いです!!
五 再起への応援コメント
こんばんは。
謎の企画「第一回オカン(男子)文学大賞」にご興味を持っていただき、また、近況ノートでのご質問もありがとうございました!
近況ノートの方でもお返事させていただいたのですが、天羽先生、お料理も上手で、辛い境遇にある皆さんを気遣い支える立派なオカン男子だと思います!
が、現時点で39,244文字ということで、このままだと規定の「4万字以下」という条件を超えてしまうのかな?と思いました。
以前の企画でも文字数超えてらした方はいらっしゃるのですが、できれば規定に沿った作品でご参加いただけると嬉しいので、もし超えるのであればご辞退いただけると助かります(こちらで削除するのはちょっと心苦しいので)。
ご確認いただければ幸いです〜。
お邪魔しました!
作者からの返信
橘 紀里様、コメントありがとうございます。
そ、そんな高速で来ていただけるとは!
嬉しいです、ありがとうございます。
天羽がちゃんとオカン男子だったようで安心しました。
ああ、たぶん企画中に更新することはないので大丈夫だと思います。
もし更新することになったら、そっと去りますね!(笑)
編集済
五 再起への応援コメント
企画参加ありがとうございます。
とりあえず一章迄、読み切らせていただきました。
設定が練られていて、伏線を張る分書くのが大変だったのだろうなと思います。
ちょっと初見でキャラクター設定と立ち位置の理解まで追いつかなかったので、
2章に入る前にもう一読しようと思います。
引き続き執筆頑張ってください!
作者からの返信
十神礼羽様、コメントありがとうございます。
そんなに早く来ていただけるとは! 嬉しいです。^^
小説を書いたのは当作品が初めてなので、設定を練るのに1年かかりました……書いたのは2週間ですが。(え)
その後、読書モードに入ってしまって降りてこなくなりましたが、最近久々に執筆モードに入ったので続きを書いている真っ最中でございます。
もしや立ち位置などわかりにくかったでしょうか?
申し訳ありません……読みやすく、わかりやすくなるよう添削して参ります。
貴重なご意見とお気遣い、本当にありがとうございます。
頑張ります!
一 不帰への応援コメント
「読んで!感想!くれ!!っていう人、集合」から来ました。
最初の掴みがよくて「おっ」って思いながら読んでいました!
鬼と呼ばれる存在──【無爪】とは何なのか──主人公がなぜ憑依されたのか──などいろいろ謎があり、僕の好みにドンピシャでした!
文章などもわかりやすく、話のテンポもよくて本当にとても読みやすかったです!
僕のこういう作品を作れたらな、と思いました(笑)
これからも読み続けますね!
作者からの返信
@horikiri2様、コメントと企画へのご参加、ありがとうございます。
順番に回っておりますので、もう少々お待ちください!^^;
お好みに合ったようで、とても嬉しいです。
読みやすくするための添削に日々苦しめられておりますので「とても読みやすかった」とのお言葉、何よりもの褒め言葉です。
ありがとうございます。
はい。お気が向かれた時にふらっと訪れてくださると嬉しいです。
いつでもお待ちしております。
編集済
二 地獄への応援コメント
ここまで読ませていただきました。
全体的な文章は丁寧に描かれており、背景や行動の描写等は細かく描かれていて臨場感があると思います。
ここから先は個人的な意見なので、そのように感じる者もいる程度に軽く受け流してくれればと思うのですが、まず公募をメインとされている作品とのことでしたが、応募される公募はもっと厳選された方が良いかと思いました。
横溝正史ミステリ&ホラー大賞はホラーが加わってからの受賞作はぞんじあげておりませんが、少なくともミステリのみの時は純粋な本格ミステリを求める傾向が強い賞です。
ミステリ要素・ホラー要素が含まれていれば良いということではなく、はっきりとしたジャンルと選考者が認識できないと、その時点で大きな減点対象になる場合が多いです。例え募集の文面に要素を含む作品でも構わないと書かれていてもです。
特に歴史のある賞は過去の受賞作から求めている作品の傾向を読み取る力も求められている場合があります。そこから外れている作品は内容が面白くても、一次で弾かれる可能性がたかいです(出版社が想定している読者層とずれるため)。特に賞金の高い賞では容赦ないです。
こちらの作品ですと、メインがミステリでもホラーでもなく、伝奇アクションととられかねません。
構成で気になったのは視点です。
このページでこれまで一頁目の冒頭を除き基本的に三人称であったものが、突然一人称視点に切り替わっている箇所がありました(情門で表現してたものが僕に切り替わる)。
視点というのは映像で言うカメラワークです。
例え映像化を意識していない作品でも、読者が頭の中で映像化することを念頭においていただきたい。特にWEB小説中心に読んでいる読者ではなく、文庫を中心に読む読者を想定している場合は。
このいきなり視点を切り替えるやり方だと、これまで全体像を捉えていたカメラが、いきなり個人の狭い視点に切り替わり、また突然カメラが遠くから状況を映すと言った忙しないカメラワークになっています。これは読者の想像というものを阻害する一要因になります。少なくとも過去の横溝正史ミステリ大賞受賞作の中にそういった安定性のない作品が選ばれた記憶はありません。
()書きで心の声を語るのが多いのも気になります。主人公の心の声を直接的かつ積極的に表現したいのなら、そもそも一人称を選択すべきです。
三人称で主人公の心情を表現したい場合に用いるべきなのは、表情や身体の反応などを中心とした情景描写の『情』の表現です(眉を顰める、唇をかみしめる、拳を握りしめる等々)。
情景描写の内、『景』に関してはアクションを中心としてとても良く描かれているのですが、対して『情』に関する描写があまりに少なすぎる。
この点でも横溝正史ミステリ大賞が求める作品とは、ずれていると思います。
ホラーでも求められるのはアクションよりも心理の動きでしょう。
現状、場面による臨場感はあっても、訴えかけてくる心情が弱すぎる印象です。
あと一部に語尾『た』『だ』が連用されていて読んでいてリズムが悪くなる印象を抱いた箇所がありました。こちらは、私が音読派なので気になっただけで、多くの方は気にされないかもしれません。
ただ通常の連載作品としては、丁寧な文体、独特の世界観など楽しめる要素は数々ございました。今後のご活躍も期待しております。
今回は企画に応募くださり誠にありがとうございました。
作者からの返信
地辻夜行様、コメントありがとうございます。
ご丁寧にアドバイスをくださり、ありがとうございました。
大賞っていうのはそれなりにきちんとした選考基準もあって、難しいものなんですね。
カクヨム賞(読者人気賞)をもらえればいいなあと漠然と思っておりましたが、地辻様がアドバイスしてくださった基準をちゃんと守っていないと、それも難しいのでしょうか?
こういうアドバイスをもらえる機会を頂けて嬉しいです。
ご返答いただければ幸いです。
一 不帰への応援コメント
「読んで!感想!くれ!!!っていう人、集合」から来ました。
引き込まれていくような感じの書き方が純粋にすごいと思いました。是非ともその極意を教えていただきたいですね(笑)
無爪についても地の文でがっつり解説するわけではなく会話文の中でさらりと解説し、鬼という一般的な用語を交えることで理解しやすい内容で頭に入ってきました。
これから協力者としてどのように無爪に立ち向かうかが楽しみにできる1話ですね。
作者からの返信
Euphoria様、コメントと企画へのご参加、ありがとうございます。
あとでEuphoria様の作品にもお邪魔いたしますね!
極意、ですか……。
情報の取捨選択とカメラワークについてなら、ちょっとこだわりがあるので、お伝えできると思います!
無爪の最期、どうぞお楽しみに!^^
編集済
七 獄変への応援コメント
企画の方から紹介されて来ました。
正直言うと面白すぎて興奮しております
なんでこんなに面白いのが作れるんだと疑問に思うくらいやばいです
描写も細かく、かと言って多いわけでもなく、必要最低限の描写で主人公の周りを表現している。難しい単語を使っているにも関わらず、その意味をしっかり理解出来る。
自分の作品の足りなさを痛感しました。
本当に尊敬します。
企画の方でコメントを残してくださって本当にありがとうございます。
作者からの返信
@tayunsukapon様、コメントありがとうございます。
なんかめっちゃ褒めてくださってる……う、嬉しいです……!
いえいえ、お礼を言うのは僕の方ですよ!
読んでくださるだけで飛び上がるくらい嬉しいのに、こんなに評価していただけるなんて……。
素敵な企画をありがとうございます。
お褒めのお言葉をバネに、もっともっと精進して参ります!
冒頭への応援コメント
とても迫力があって『ハラハラドキドキ』という言葉がぴったりです。特に文体が表現豊かで、勉強になりました。私は残酷描写を読んだり、表現する事を好む筆者なので、冒頭の凄惨なシーンが素晴らしくて、やはりこちらも学ばせて頂きました。冒頭の最後が美しく、常に話のシメに悩む私は、またまたこちらも学ばせて頂きました。学ばせて頂きました、連呼していますが、勿論、楽しく拝読させて頂きました。
ありがとうございました!
作者からの返信
高坂八尋様、コメントありがとうございます。
こちらこそ、読んでいただいた上、お褒めのお言葉までありがとうございます。
大変励みになりました!
残酷描写がお好きなら、2話・3話・第2章もぜひ。残酷ですよ。^^
八 回生への応援コメント
企画の参加ありがとうございます。
鬼は人間の霊魂の末路、という事で間違いはないでしょうか。
鬼という存在は古くから有名でありながらも実際は地獄にいるとか、それくらいしか説明できない不思議なモノです、日本の鬼について古文でわかる事は無情に残酷に狡猾に人を喰うという事くらい。
そんな鬼にも仏教の影響かいつしか人間性があると信じられるようになりました、鬼を憐れむ気持ちが生まれるようになり、憐れむ気持ちから鬼が救われる話が生まれていきました。今あなたの作品では人の思いの成れ果てが鬼と解釈されています、これは日本が継承してきた鬼への認識は今も継承されているという事なのでしょう。
この作品は人を選ぶ作品ではあるでしょう、残酷な描写が事細かに描かれていて、苦手な人がいるというのはわかります。ですが企画の参加に悩む事はないです。
かつて善良であったであろう人間が最後は鬼に成り果てた。その果てた事を表すには、残酷さや怪奇さ表す描写が大切なんだと思います。最悪タグやあらすじに注意喚起するという手もあるでしょう、作品の空気を壊す危険性はありますが......
有名な少年向けの漫画だって残酷な描写はあります、ですので、今後も様々な企画に参加していって、研鑽して素晴らしい作品を書いていただければ幸いです。
長文失礼しました。
作者からの返信
村日星成様、コメントありがとうございます。
読んでくださった上、温かく迎え入れてくださってありがとうございます。
やっぱり人は選ぶんですねぇ……自覚を持とうと思います。
もっと様々な方の意見を取り入れて、精進していこうと思います。
ありがとうございましたっ!
七 獄変への応援コメント
「人間世界に溶け込んでいる方が強い」という考え方は、自分の感性とあっててとても好きです。
「弱い犬ほどよく吠える」、「能ある鷹は爪を隠す」じゃないですけど、弱い存在は環境に抗わざるを得ないけど、強い存在は環境を支配できるので、自分自身に余裕があるんですよね。
作者からの返信
天秤様、コメントありがとうございます。
そうですねぇ。
頭のいい悪ほど自信があって余裕な感じですよね。
レクター博士しかり、ドフラミンゴしかり。
ちなみに「ぼくのかんがえる最強の悪のカリスマ」が無爪様でして。
悪のカリスマはたくさんいるけれど、彼はかなり特殊です。
今まで僕は彼と似ている悪を見たことがないかな。
その思考回路・やり口をどうぞお楽しみに!
一 不帰への応援コメント
数ある企画の中から私の企画にご参加いただき、ありがとうございます。
情門さん、お人好しで人どころか虫も殺せないような人がどうして、しかも素手って...と思っていたら、鬼の仕業だったのですね。突然体を乗っ取られて凶悪犯罪に加担させられる恐怖は如何程のものでしょう。それもご家族を失ったばかりとは。
それにしても情門さん、落ち着いていますね。あまりの事態に頭がついていっていないだけかもしれませんが。
情門さんの無実を証明しようとしているお友達に危険が及ばなければいいなと思います。
また読みに伺います。
作者からの返信
青羽礼莉様、コメントありがとうございます。
こちらこそ、温かく迎え入れてくださった上、拙作にまで足を運んでくださり、ありがとうございます。^^
お気づきでないかもしれないので申し上げると、情門が肩をぶつけた彼氏さん、中の人は無爪です。面倒臭い彼女から逃げたくなった/殺したくなったので自分の媒体を始末した後、真っ先に殺してどこか別の媒体に移って逃げました。
また、情門が少し落ち着いているのは伏線になります。
物語はこれから急展開を迎えます。
どうぞ末長くお付き合いいただければ幸いですが、少しでも怖いのがお苦手でしたらご無理なさらずに即離脱されてくださいね。^^
五 再起への応援コメント
TwitterのRT企画から来ました〜!
少年マンガのような設定・展開にも関わらず、文章力の高さゆえに小説としての魅力が生まれていてすごいと思いました!
続きも時間が出来次第読ませていただきますー!
作者からの返信
雨瀬くらげ様、コメントありがとうございます。
わぁ〜!
嬉しいお言葉です!
こちら処女作でして……試行錯誤を繰り返しているとだんだん訳がわからんくなってきていたので……。
雨瀬様のお言葉で、これでいいのだと言われているようで、すごく励みになりました!
末長くお付き合いいただければ光栄ですが、もし少しでも怖いのがお苦手でしたら、即離脱されてくださいね。^^
あっ、あと、お星様ありがとうございます!!!!
五 再起への応援コメント
まず第一、世界観の構築―――お見事です。
呪い、鬼、秘密組織、などの現実的に存在しない設定を物語に練り込もうとしたときに、どうしても不都合が出てきて、そこを無理やりにどうにかしようとすると、崩壊が始まります。
しかし、作者様の“情報の取捨選択”が上手いために、それが難なく回避できている。まさにお見事。
そうとう考えて作り込んだと見ました。素晴らしい。
ですが評価度10ということで、ここからは少し辛辣に意見を。
まず、物語の構成は上手くできていますが、展開が早すぎます。
一章目というのはグダグダし過ぎると読者に飽きられてしまう、とスピーディーさが求められますが、だからと言って、早ければいいという訳ではありません。
的確な言葉によって“何度も”説明しましょう。
具体的には、代名詞や“あれ”“それ”などの指示語を用いて、話に連関性をしっかりと作りましょう。でなければ何に対しての行動、感動なのか、読者はいまいち理解できません。
さらに現実と乖離した物語は、その乖離性ゆえに読者を置き去りにする性質を持っています。
一度読者に「ん?」と疑問を持たれてしまえば、その読者は一気に作者様の世界から取り残され「なんかよく分からない」という、世界観一色になります。
それを未然に防ぐために、一度説明した文や、前提条件となる“設定”は繰り返し使うことをお勧めします。
同じ言葉を多用してはなりません。それは『くどい』文章です。
ですから、『話の連関性』なのです。
今のままでは一方向にお話が進んでいます。
→→→ です。
↓←
しかし、→→→→↑→ の様に一度前提となるエビテンス、ロジック、さらにはキャラクターの情動など、を再度事細かに説明する義務があります。
また、起承転結の理想形は、
起―――長くなく、しかし重厚感は失わず、世界観の構築と物語の“重点”を同時進行で進める。
承―――起を引き継いで、基礎を作り上げた世界観に読者を引き込む、またはさらに落とし込む。
転―――全速力で走り抜けて、掴んだ読者の心をズタズタに切り刻む、それによって感動を倍増させる。
結―――切り刻んだ読者の心を癒すように、落ち着いた雰囲気に戻る。起、に引き継げるように“転”的な速さをもった結もある。
と、このように私は考えています。
この作品、起は素晴らしいです。最初に申し上げた通り世界観の構築は素晴らしんです。しかしその後の転と結のバランスが非常に悪い。
転と結が同じくらいの役割というか長さというか―――そういう物を持っているがゆえに何か感動が薄い。
余韻が長いのか、それとも“動”が短いのか……。
キャラクターの“像”についてもです。
特徴的なキャラクターには必ずしも特徴的な“癖”が存在します。その存在がキャラクター性をより強調し、立体的な像を“文”で形作ります。
作中では天羽さんの語尾や行動などで、それらを表現してはいますが、まだ足りない。
他の人物たちはどうでしょうか。
彼一人の存在感を浮きだたせるのも悪くはないですが、それによって主人公の存在が蔑ろになっているようには感じませんか。少なくとも私には、キャラが“立っている”登場キャラがあまりにも少ないと思います。
キャラの立、で言えば、主人公より初回登場時の『インパクト』が強い“刑事さん”の方がより鮮明です。
一回一回のキャラの成立を意識するあまり、全体で見た時にキャラの個性の度合いが極端すぎる。
主人公が弱弱しいのは百も承知ですが、それにしても、彼が勇気を出した瞬間が、弱弱しい瞬間に比べて少なすぎる。これでは“逆転”の瞬間の開放感が薄い。
彼は、弱いんです。
親友にも人殺しだなんて出来ない。ポテチの袋も空けられない。と揶揄されているんです。
ここで主人公に対して、マイナスのイメージ、感情が読者の中で溜まります。
溜まって、溜まって溜まり続けて―――開放点はどこでしょうか。
感情的ストレスを溜め続けた読者はいつ開放されるのでしょうか。
主人公から無爪に変わる瞬間。あれが解放なのでしょうか。
あれを漫画や映画で書き表したら、一コマ、一瞬程度でしょう。
それでは解放できません。
溜まった感情に対しての捌け口が狭すぎる。
せっかく洗練された進行と構成により綺麗な“画”が書けているのです。
であれば、あとはその画を背景に躍動するキャラクターがいなければ、勿体ない。
今のままでは動きがどこかぎこちない。まるで劇場の真ん中で人形劇をするよう。
スケールの大きさに対して、役者が小さすぎる。
ご一考ください。
総評【磨きに磨かれ研磨された物語の構成は、他のネット小説を凌駕するポテンシャルを十二分に秘めており、基礎となる世界観がずば抜けて高い。その世界観に魅せられる読者もそうとう多いだろう。しかし、決定的な場面で、敢えて『くどい』の手前まで、キャラを“立たせる”という行為がないので、スラスラ―と進んでいってしまう。劇的な展開をもっと感情的な展開に持って来られれば、神作へと容易に進化するだろう。今でも良作の位置にいるが、発展の余地がまだまだ見受けられる作品】
作者からの返信
ヒカワリュー様、コメントありがとうございます。
的確なご指摘、ありがとうございます。
確かに、第1章だけを見れば「転結」に対して違和感を覚えると思います。これは、あえて「起承」で切っているから当然です。「転結」まで書いていないってことです。
なぜ書いていないかというと……この章、後々主人公に深く関わる伏線が回収されて凄まじい「転」が生じます。役者が少ないのはこの伏線になりますし、他の登場人物が関わらないのはわざとです。
また、第1章の展開が早いのもわざとです……。置いてけぼりにした上で、物語全体をかけて何度も繰り返し第1章で起こったことを思い出させ、すべてがつながった時に「結」が生じ、驚かせる予定です!
まだ連載中ですが、第2章も覗いてくださると嬉しいです!
元々は1章と2章は地続きだったんです。
1章でマイナスイメージを溜めておいて、2章で開放させる予定だったというわけです。
それと、裏話になりますが、味方側の登場人物の名前と役割は花札から取っています。
奥山:鹿(”奥山”に紅葉踏み分け鳴く”鹿”の声聞く時ぞ秋は悲しき)
夏世:蝶(高”蝶”)
と、猪鹿蝶の内の2人が揃っていますが、猪狩くんと五光札の桜庭遊衣子・兎山芒都がいないので、1章では鬼の核を見つけることができず負けたというわけです。
2章は勝ちますよ〜! 奥山くんたちがめちゃくちゃ格好良くなります!
ご指摘通り、無爪の登場シーンは物語全体の構成から見て直しても大丈夫なので、一度見直してみようと思います!
八 回生への応援コメント
はじめまして。最新話まで拝読させて頂きましたm(_ _)m
異世界とか転生とか多い中で、現代を舞台に繰り広げられるホラーファンタジーは圧巻の一言です。
ちょこちょこフラグ立ってたり伏線多かったりと気になる所がめっちゃ多いです笑
夏世は好きなんですけどマジで死なないかそれだけがめっちゃ心配です
次回、楽しみに待っています。
作者からの返信
SR様、コメントありがとうございます。
早速読んでくださったようで感激いたしております!
はい、最終章以前の全章全話が伏線となっております。(汗)
この時点で既に、主人公たちの秘密を皆さまは見ていらっしゃいますが、たぶん誰も予想できないだろうな……。(暗黒微笑)
夏世には最終章にて重要な任務があるので、それまでは絶対に死にませんから、安心してください!^^
八 回生への応援コメント
Twitterの企画で参りました、マミカと申します。
最新話まで読まさせていただきました。
良作に出逢えてとても嬉しいです。
色んな伏線が隠されていたり、息を呑むシーンがあったりと盛り沢山で集中して一気に読んでしまいました。
ただ、疑問に思ったのですが主人公は強いのでしょうか?
夏世は修行したとありますが、主人公はどうなのでしょう?
そこだけ気になりました。
もしかして伏線……?
作者からの返信
山口マミカ様、コメントありがとうございます。
あとでマミカ様の作品にもお邪魔いたしますね!
良作だなんてそそそんな……えへへ。嬉しいです。励みになります。
数日で体の動かし方と刀の使い方をちょろっと学んだ程度ですので、現段階ではさほど強くありません。夏世の方が断然強いです。
が、実は彼、物凄いポテンシャルを秘めております。
覚醒まで少しかかりますので、お楽しみにお待ちくださいね。^^
二 地獄への応援コメント
『生前に大事にしていた物が必ずどこかにあるから、それを壊すんだ。それが鬼の”核”。もう亡くなった人を鬼に変えてまでこの世に縛りつける物』
この設定とても好きです。素敵です。
鬼と言えどもとは人で、そこには想いがあって……
人が他の生物と違うところは、心や想いだと思っています。
ですから、そこに焦点を当てた物語はとても好みです。
この鬼の大事なものは何なんだろう。
楽しみにしながら、また続きも読みに参りますね。
作者からの返信
If様、コメントありがとうございます。
気に入っていただけたようで嬉しいです…!
ただの、首を切っておしまいな鬼退治ではなく、こんがらがった心を解いていくミステリーものにしたかったので、こういう設定になりました。(伝わりますかね?笑)
またお暇な時で全然構いませんので、続きもよろしくお願いしますっ!
八 回生への応援コメント
夏世ちゃん可愛い!好き!!(ストレート)
夏世ちゃんにはヒロインとして生きていて欲しいですけど……どこかの話であった「生き残るんだ」発言で死亡フラグがビンビンに立ってるんですよね…し、死なないよね……?
というか、そうですか首が飛んでしまいましたか……。
以前読んだ「亜人」という作品にあったんですが、首を飛ばされた後に新しく頭が生え、断頭された頭がそのままの場合、それは「オリジナル」とは異なる「全く同じ記憶を持った別人」だそうです(伝わりますかね?)。つまり、一度でも断頭された場合、不死身であろうが「オリジナル」は狭義の意味で「死ぬ」んだとか。不死身であるが故に発生する弱点ですね。
なので作中では主人公は断頭だけはされないように立ち回っていたんですが……この作品内では、どう扱われるのでしょう。少し気になりました。
すみません、長文失礼いたしました。それでは次の更新お待ちしております!
作者からの返信
ぽんず様、コメントありがとうございます。
いつもありがとうございます……!
死亡フラグに関しては……(ニッコリ)
今はお答えできませんが、呪術廻戦の釘崎野薔薇みたいにはならないということだけお教えしましょう。
当作品でもオリジナルではなくなりますが……というか無爪に憑依された時点で……おっと誰か来たようだ。
先々で全身欠損から生き残った人も出てくるので、そこで詳しくお話しいたします。少しだけお待ちくださいね。^^
五 再起への応援コメント
まず、情景描写が美しい。
知り得る言葉のできる限りで紡ぐ文書は、情景を胸の中にストンと落とし込んでくれる。
登場人物の心を通した伝える動作、景色を、自身が決めたテーマと共に表現する技術に優れている。
次に、ストーリー性にオリジナリティがある。
セオリー通りのストーリーを描く作品ではなく、自分自身の個性を主張できている作品であると思います。
この作品を読んだきっかけは、つい今しがた作った私のイベントに、先ほど私が参加したイベントの主催者である芥葉亭子迷様が最初に参加してくれたからです。
これもなにかのご縁。
今後ともよろしくお願いします。
作者からの返信
ダックスフン毒様、コメントありがとうございます。
早速来てくださったんですね!感動いたしております……。
お褒めのお言葉もありがとうございます!励みになります!
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。^^
七 獄変への応援コメント
こんにちは。
昨日は感想を下さいまして、ありがとうございました。油淋鶏が好物、梅しばと申します。
芥葉亭子迷様の作品拝見させて頂きました。
めちゃ面白いです。世界観やキャラクターも素敵でしたが、一番良かったのは演出でしょうか。現場の空気、臨場感を「文章のみで如何に伝えるか」に力が入っているかのように感じました。
ホラーの演出も良かったですが、アクション方面も良かったです。特に無爪が顕現するシーンは「おっほ、カッケぇ」と思いました。
映像でも観たい。少し気弱な主人公ですが、彼がこの先どう成長するのか楽しみです。少しずつでも良いかも知れませんが、個人的には劇的な覚醒とか来れば胸アツですね。油淋鶏がなくてもご飯が進みそうです。
作者からの返信
梅しば様、コメントありがとうございます。
そんな高速で来ていただけるとは!ありがとうございます……。
面白いとのこと、映像でも観たいとのこと、すっごく嬉しいです。ニヨニヨが止まりません……。
気弱な子ですが、実は物凄いポテンシャルを秘めています。劇的な覚醒、もう少々お待ちくださいね!^^
[追記]
今日のお昼は油淋鶏にしようと思います。(笑)
一 不帰への応援コメント
鬼のせいだったんですか?!全然想像できませんでした。
どういうことか、まだ僕にもわかんないです。情門も
かなり混乱したんでしょうね。続きが超気になります!
作者からの返信
DITinoue様、コメントありがとうございます。
わかりにくいですよね、ごめんなさい。
少し説明しますね。^^
鬼は自分の体を持っていないため、人間の体を勝手に借りて、悪さをします。中でも無爪という鬼は、唯一、生きている人間に取り憑くことができるんです。
情門が最初に殺した彼氏さんの中の人は無爪です。無爪は体を借りた人間そのものになりすましますが、面倒なことになってきたら即刻乗り捨てて他の人間になりすましてしまうんです。
そして、無爪に体を乗っ取られた人間は、体を無爪の好きなように変えられて、”ストック”として支配下に置かれます。
他に何か疑問があったら常時お答えいたしますので、お気軽に聞いてくださいね。
四 宿命への応援コメント
手にするべくして手に入れた刀ってとこですかね
呪物になったネックレス気になるなぁ