VTuberの幼馴染に「俺の配信にでてくれ!」と言われたその瞬間から、俺の人生が輝き始めた
猫のストーカー
第1話
「怜斗〜帰ろうぜ〜」
そう言ってきたのは幼馴染の響だ。
響とは保育園からずっと一緒でクラスも一緒更には今シェアハウス的な感じで一緒に住んでいる。
「了解ー、あと途中でスーパー寄っていい?」
「え〜どうしよっかなぁー、寄りたい?ねぇねぇ寄りたい?」
「へー、そんなこと言っちゃっていいんだ。あー残念だなぁ、今日響の好きなお好み焼きにしy「すいませんでしたぁ!!ぜひお供させて頂きたく思います!」手のひらクルックルだな」
などと茶番をしつつ、帰る。
これが俺たちの日常だ。
お好み焼きの材料を買って帰ったらまず、響は課題、俺は風呂掃除をし、風呂を沸かした。
ちなみに家事は基本俺だ。
あれだろ?家事ができる男はモテるんでしょ?
おかしいな、全然モテないんだけど…
なんか目から汗でてきた。
そんなくだらないことを考えていると響が課題を終わらせて部屋から出てきた。
「いいよな。イケメンはモテて」
「ど、どうした急に、いい子紹介してやるか?」
「お前のこと好きな子を紹介されても困るんだが」
「まぁそんなこと置いといて風呂沸いてるか?」
こいつ、そんな事って言いやがった、後で罰を与えよう。
「あぁ、沸いてるよ」
「じゃあ先入っていい?」
「どぞどぞ」
響が風呂から上がった後に俺も入った。
ちなみに響は風呂から上がるとすぐ部屋に行ってしまった。
それからしばらく経ち、そろそろお腹が減ってきたので飯にすることにした。
「響!そろそろ飯にするぞ〜!」
シーーン...
返信がない、もしかして寝てんのかな?
そう思い響の部屋に行くことにした。
響の部屋の前に着き、ノックする。
シーーン...
返事がないので、部屋に入ることにした。
「響、飯にするぞー 「「あっ」」
部屋に入ると響が配信をしていた。
言ってなかったが響はVTuberでキョウと言う名前で活動している。
やべぇ、やっちまった。
そんなことを考えていると響はマイクをミュートした。
「響、すまん」
「あ〜大丈夫大丈夫、あと10分くらいしたら配信閉じるからまってて。」
「了解」
そう言って俺は部屋を出た。
「まじでやっちゃった。」
響がVTuberをやっていることを知っているのに俺の不注意で配信に入ってしまった。
俺がそんなふうに反省してると響が来た。
俺は完全に怒られると思っていた、だが響は意外なことを言い出した。
「なぁ怜斗、俺の配信に出てくんねぇか?」
なぜ、どうしてそうなる。
「は?」
「そういう反応をするのは分かってる。だが頼む!!あ、ちなみに拒否権ないから」
いや拒否権なければ頼みじゃなくて命令なんだけど。
「ちょ、ちょっと待てどうしてそうなった?」
「実はな、俺の視聴者がさっきのお前の声を聞いてもっと聞きたいとか言い出してね〜。」
「てことは燃えたりはしなかったんだな?」
「あぁ、燃えなかったなむしろ好評だったぜ!ちなみに出てくれないとお前なある事ない事リスナーに吹き込むからな」
ひとまず燃えなくて良かった。てかナチュラルに脅すな。
「はぁ、わかった。配信に出るよ」
「よっしゃ。じゃあそんな感じでツイートするわ。
じゃあ配信は3日後だからな!」
「あぁわかった、さぁ飯にするか!」
この後お好み焼き食った。
めっちゃ美味かったわ。流石俺。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
読んで下さりありがとうございます!
なにかアドバイス、誤字脱字があれば教えてください!
あとヒロインの案誰かくれぇぇ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます