無題
ただがむしゃらに生きてきたけど
僕らも少しずつ周りが見えるようになって
世の中の汚さに少なからず失望する
それなのに
欲望と不安と一緒に飲まれて
流されている
どこか違うと
心は叫ぶけど
無視したほうが
楽だからさ
形だけの道徳を
叩き込まれはするけれど
僕らが関心があるのは
自分だけで
他人を思いやることなど
とうに忘れてしまった
正直に生きると損するなんて
何が正しくて
何が悪いのか
恐ろしい世の中なのに
居心地いいと感じてはいないだろうか
でも時々思うんだ
息苦しいと
胸が痛いと
本当は分かっている
今に甘んじても
何も変わりはしないこと
流れに逆らえ
悪を憎め
変化は起こすもの
恐れるな
未来は僕らの手にある
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